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【ワーママMBA】マーケティング~続けたことでつかんだ売上高1500億~

今日はマーケティング論で学んだチェキについて書きたいと思います。チェキといえば、昔女子高生を中心にはやったインスタントカメラで過去のものというイメージがあるかもしれませんが、現在も売上高を伸ばしており、現在はなんと1500億円もの売上があり、今は海外売上高が全体の9割にも及ぶのだそうです。


チェキの低迷と復活

チェキは1998年ごろ、撮った写真をその場で楽しむことができるカメラとして女子高生を中心に大ヒットした商品です。富士フィルムのカメラ技術を活用し、その場で印刷して共有できるという新しさが女子高生に受けましたが、その後カメラ付き携帯電話の普及により、写メをメールで共有する方が安くまた流行にのっているという価値観が浸透し、売上は低迷しました。

その後2000年代半ばに、韓国のドラマでチェキが使われたことをきっかけに写真というアナログさが逆に若者にとって目新しくなり、若者を中心に再びブームが始まりました。その変化を受けて販売場所を家電量販店から雑貨店に変更し、SNSマーケティングを中心にしたマーケティングを戦略の策定、結婚式場での使用を提案する等、変化に合わせたマーケティングを展開し復活し今のような売上高(1500億円)になったそうです。

ここから言えることは?

ここから私が思ったことは環境変化が激しい中でもすぐにやめるなどの判断をせずに続けることの重要性です。カメラ付き携帯電話が普及した際に事業をやめるという判断があってもおかしくなかったのかなと思います。事実、当時マーケティングチームは解散していたそうです。しかしながら、チェキを売り続けたおかげで、変化をつかみそこから今や海外でも大人気の商品の生まれ変わっています。

特に育児は正解がない世界で、様々な人が異なる意見を言い、何を信じたらいいのか分からなくなることが多いものだと思います。自分がこれだけはと思うもの、子供が好きなものがたとえ世間の常識からずれていたとしてもやり続けていたら環境が変わってすごい武器になることもあるかもしれないし、たとえそうならなかったとしても続けたこと自体が人生の財産になっていくのと思います。

私にとってグロービスでの学びは苦行ではなく楽しめるものなのでこうやって続けてきたいですし、子供にとっても苦も無く楽しめるものを様々な経験をしながら見つけていってほしいです。その選択肢は今や無限大なので、アンテナ高く行動して選択肢を広げることも続けていきたいです。

グロービスのマーケティングは本でも学ぶことができます

マーケティングについてなるほどと思ったのが、ちきりんさんのこの本です。