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実家じまいについて親と話をした

今回の年末年始久しぶりに実家に帰省しました。孫の顔を見せることが目的でしたが、私にはもう一つの目的がありました。それが実家じまいです。

親の状況

私の親は父親が60代後半、母親が60代前半です。まだ2人とも働いており、年金の受給も遅らせているため、まだ現役という思いが2人にはあるようです。まだ車の運転もしています。デジタルリテラシーはとても低く、パソコンは多少使えるのですが、父親はいまだガラケーを使用しています。ただ金融機関で数十年働いたこともあり金融リテラシーはある程度あるようです。

実家の状況

実家は最寄駅から車で10分以上、徒歩では50分近くかかる山の中にあります。バスも数時間に1本しかなくいつ廃線になってもおかしくないと私は考えています。
家は昔ながらの2階建て木造住宅で客間等使わない部屋が多い9LDKです。無駄に部屋が多いので物置化している部屋が数部屋あり、かなり物にあふれた状態になっています。また昔ながらの住宅のため冬場はかなり室内が寒くなります。

これらの状況を踏まえて次の3つの提案をしました。

提案①いつまで車を運転するかを決める

高齢者の事故が多発していることもありまず車をいつまで運転してもらうのかを決めてもらうことを提案しました。母親は考えたことがあったようで、75歳までという回答が返ってきました。ただ母親は自分勝手に生きてきた人なのでこの回答を守るかどうかは謎です。父親は考えたことがなかったようで考えてみると言っていました。

提案②市内の交通の便がいいところに引っ越すかどうかを決める

前述した通り実家は非常に不便なところにあります。そのため、車がなくなったときのことを考えて市内のある程度便利な場所に引っ越すかどうかを考えてもらうことにしました。そして、もしも引っ越さないのであれば2階を使用しないで暮らせるようにする等、考えてほしいことを伝えました。父親もこの家で老後暮らすことを不安に思っていたようで、「この家で老後住むのは大変だと思っていた」と言っていました。ただそう思っていて、何も行動していない(物件を探す等)ことに愕然としました。

提案③スマホを使えるようにする

前述した通り父親はスマホを使えることが出来ません。今後は労働力不足から様々なものがデジタル化することが考えられます。(行政手続き、ライドシェア等々)しなしながら、スマホを使うことが出来ないとそれらの便利なツールにリーチすることが出来ません。そのため70歳までにスマホを使えるようにすることを提案しました。

これらのことをしっかり聞いてくれているように振舞っていましたが、私の夫がいた手前そのようにふるまっていた可能性もあり、実行してくれるかはわかりません。ただ何もせずに将来実家のことで困るよりも自分は働きかけたが駄目だったと思う方が、後悔は少ないと思うので今回話が出来たことはとてもよかったと思っています。この続きについて、いい報告がこのnoteでできることを願うばかりです。