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山本五十六の格言は有用だった

やってみせ 言って聞かせて
させてみせ 誉めてやらねば 人は動かじ

話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず

やっている 姿を感謝で 見守って 信頼せねば 人は実らず


世の中に数ある、リーダー論の書籍はありますが
この格言は結構、的を得ていると思います。


第1ステップ

やってみせ 言って聞かせて
させてみせ 誉めてやらねば 人は動かじ

  1. やり方を見せる

  2. 次に説明しながら、理解しているかを確認

  3. 実際にやらせてみる

  4. できたら、褒める!

  5. これを繰り返す



第2ステップ

話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず

  1. 話し合いをする(ミーティング)

  2. 相手の意見をまずは聞く

  3. OKなところは相手の意見を承認し、取り入れる

  4. 言い出した本人にやらせてみる(任せてみる)

  5. 進捗を傍観する(任せてるのに手出し口出しは率先してやらない)



第3ステップ

やっている 姿を感謝で 見守って 信頼せねば 人は実らず

  1. 任せた仕事をこなしてくれている現状に感謝をする

  2. 指示をするのでなく、自立するように見守る

  3. 問題ないことを確認しつつ信頼することが重要

  4. ここまでくれば人はだいぶ成長していると言える


こう分解して考えてみると、非常に理にかなっているのだなと思う

自分自身も、この格言を知らなくても近しいプロセスを踏んでいたと感じる部分も多く、現代のリーダー論などすらも踏襲しているのかと思うと

偉大な人間だったのだなと痛感した次第です。


やはり難しいのは、ステップ2と3にある
任せるという点でしょうね、他部署を見ていても感じるのが

任せることができない
(仕事をぶん投げるわけではない)

そもそも、やってみせのところでつまづいている
ここを飛ばして、言って聞かせからスタートしている方もかなり居る

それでは、その内容は現実味を覚えないと思いまいます。
まずは視覚から、次に聴覚から、と5感に訴えるのも必要かもしれません。


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