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思い出

分けるほど
沢山の思い出を持っているが

思い出というやつは
持ち主を恋慕うもので

喩え他のひとに
写真を手渡したとしても
何の感動もなく
また手元に戻ってくる

素晴らしいねとは言ってくれるが
本当の素晴らしさを知るのは
その思い出の持ち主の
わたしだけだ