あったかいわたし

しあわせ。
やっと、自分の中にあたたかさが戻ってきて、お布団も、誰かが作ってくれたご飯も、湯船も、お友達の優しさも、大好きな音楽も。
やっと、やっと自分のちからで眠れる。

わたしが、わたしを認めてくれた。
手を取り始めた。
辛いことは、辛いっていっていい。
悲しい時は、悲しいっておもっていい。

ずっと、
わたしがわたしを許してくれなかった。
がんばらない、何もしない自分、ありのままの自分を許してくれなかった。
甘えとみなした。怠けとみなした。
ひたすら、ムチを打ち続けた。
痛みも感じなくなるほどに。
傷つけられるのが怖かったから、
誰か強い人に任せた。
みんなで、わたしを守ってくれていた。
いまでもこわい。
でも大丈夫ってなだめてる。
大丈夫だよ。あなたはじぶんが
思ってるより
強くなったよ。

身体は正直で、悲鳴を上げていたんだね。
どんなに寝ようと整えても眠れない。
気付いたら食べていなくて、
でも食べれない。
ふとお腹が空いた時に食べたら下痢嘔吐。
本当は、食べることも大好きなのに。

でも別に、いいと思っていた。
これくらい、やってやるわ!って。
眠れないならその分時間あるから有効にしてやるわ!
でも、やっぱりしんどかった。
わたしの体はどうにかしちゃったのかな?
どうして眠れないの?
助けて。助けて。ねえ、誰か助けてよ。
このままじゃわたしはどうにかなってしまう。

やっと、
一山乗り越えた気がする。

あとは、ちゃんとこれからどうすれば
いいか、考えたい。

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