【TreasureData】GISデータ解析~人口ヒートマップ検索を作ろう!~(1/5)
こんにちは!noteをお読みいただきありがとうございます。
SMKT事業部note運用チームです。
今回はTreasureDataを使ったGISデータ解析の方法をご紹介します。
全5回を予定しており、
第1回の本稿はデータ準備編となります。
手順が分かりやすいよう、「人口ヒートマップ検索を作ろう!」をテーマに
ハンズオン形式で解説していくので、TreasureData初心者の方も是非チャレンジしてみてください。
About
作ってみたいもの
近くのお店やお客様の周辺500mの人口推計値を集計できるデータ構造
こんな情報が検索できるデータセットを作ってみましょう
緯度経度でマスタのテーブル(対象となるお店や事務所などの緯度経度情情報)とJOINすることで推計人口が求められるデータセット
データの粒度は性年代別に出したい
なるべく細かい地点情報が欲しい
国土数値情報「500mメッシュ別将来推計人口(H30国政局推計)」は男女計の数値しかないので、
国土数値情報「1kmメッシュ別将来推計人口(H30国政局推計)」にPLATEAU [プラトー] の3次元データを使って建物の高さ情報で人口密集ポイントを疑似的に再現してみる
▼項目一覧▼
https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/mesh500_1000_h30_datalist.pdf
やること
材料集め
国勢調査データのダウンロード
1kmメッシュ別将来推計人口(H30国政局推計)
ページ下部の「東京」からダウンロード
日本全国の3D都市モデルの整備・オープンデータ化プロジェクト PLATEAU [プラトー]
ファイルダウンロード(obj形式)
ページ中央付近の「OBJ」の「詳細」からダウンロードを選択
データ加工(次回からスタート)
メッシュデータ ⇔ 緯度経度計算
人口推計データがメッシュIDで管理されているので解析が必要。
平面直角座標系(第9系) ⇔ 緯度経度変換
OBJデータの座標系が平面直角座標系(第9系)に準拠してるので
データセットの完成系イメージに合わせて変換が必要になります
OBJ形式の3次元データの解析
ノンバイナリーなシンプルな3次元データを触ってみます
XYZ座標の扱ってみましょう
半径を指定した回転楕円体上の2点間の距離計算
ヒュベニの近似公式を用いてターゲットとの距離を計算します
次回
次回以降、「やること」をTreasureDataのCustom Script環境でpythonを用いてデータ加工を進めようと思います
最後までお読みいただきありがとうございました!
●●●
パーソルP&Tでは、CDP導入・活用支援サービスに注力しています。
●●●
●●●
またSMKT事業部では データエンジニアを募集しています。
ご興味をお持ちの方はこちらからご応募ください!
▽その他募集職種こちらから▽
●●●
マガジン「Treasure Data Tips集」では、現場で役立つTipsをまとめています。是非こちらもご覧ください。