【Adobe Analytics】リアルタイムレポートの作成とおすすめ設定方法
こんにちは!noteをお読みいただきありがとうございます。
21新卒ライターの和田です。
今回の記事はAdobe Analytics のリアルタイムレポートのおすすめ設定方法や注意点についてです!
リアルタイムレポートは、サイトの2分未満のデータをリアルタイムで確認できる便利なレポートです。本記事では、通常のレポートと仕様が異なる点や、公式ヘルプを見ただけでは分かりづらい点を解説しつつ、その作成とおすすめの設定方法をご紹介いたします。
なお、リアルタイムレポートで計測できるデータはリアルタイムレポートを作成した後に計測されたデータに限られていることにご注意ください。
1.リアルタイムレポートの作成手順
ホーム画面のクイックアクセス、もしくはメニューアイコンから「Analytics」を選択
メニューバー「レポート」> 「サイト指標」> 「リアルタイム」の順に選択
2.計測項目の推奨設定
1の手順を終えると、リアルタイムレポートを有効化していない場合は以下の画面になります。過去にリアルタイムレポートを有効化済みの場合、設定済みのリアルタイムレポート画面(手順3)が表示されます。
おすすめ設定
指標:インスタンス
プライマリディメンション:ページ
セカンダリディメンション:参照ドメイン・サイトセクション・ファイルのダウンロード等
注意事項
「リアルタイムの処理を有効にする」はオンのままにします。
指標を「ページビュー」にするとDLリンク、カスタムリンク、離脱リンクが計測できません。
「セッション」「ユニークユーザー数」など計測できない指標が一部存在します。
3.リアルタイムレポートの見方
2の設定を行うと、以下のような画面が表示されます。
設定した3つのディメンション(黄色枠)が上のように表示されます。
表示場所と表示方法
プライマリディメンション(上):折れ線グラフと数値
1つ目のセカンダリディメンション(左下):円グラフと数値、上位4項目以外はその他として計測される
2つ目のセカンダリディメンション(右下):数値のみ
これらの表示場所と表示方法は固定のため、ディメンションの設定段階でこれらを考慮する必要があります。
その他の注意事項
・検索ができるのはプライマリディメンションのみ(赤枠内)
・項目の並べ替え方法の意味は以下の通り
最頻使用:計測数の多い順
勝者:計測数が上昇した順
敗者:計測数が下降した順
(勝者と敗者は、計測対象に設定した時間内の最古のサンプルと最新より1分前のサンプルを比較して変化率を計算しています)
・有効化後に内容を変更したい場合、レポート上部の設定ボタンをクリックすると手順2の設定画面を表示可能です
4.まとめ
・リアルタイムレポートはサイトの2分未満の計測データを確認できる
・リアルタイムレポート作成後のデータしか抽出できない
・設定できるディメンションは3つのみ、表示方法も固定
・「セッション」「ユニークユーザー数」など一部使用できない指標あり
リアルタイムレポートは使用ディメンションや表示方法が限られるなどの制約はありますが、サイトの状況をすぐに確認したいときにとても便利な機能です!このおすすめ設定がご参考になれば幸いです。
5.参考サイトURL
6.最後に
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