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059 :2022年2月 長崎五島の旅③

 えー、完全にT島さんの後追い的な記事となっておりますが、よろしくお付き合いくださいませ。

<前回までのあらすじ>
・福江島から宇久島に入りました
・偶然にも平原ゴルフ場のメンバーとの出会いにより、プレーする機会に恵まれました
・T島さんの機転により、レフティーのクラブも用意いただきました
・大地に抱かれるような、ゴルフラウンドで初めての感覚がありました

小値賀島に移動

 平原ゴルフ場でのステキなプレーの後、13時宇久平港発の九州商船フェリーに乗って小値賀島に移動。だいたい40分くらい。

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宇久島と小値賀島の位置関係はこんな感じ

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更に言うと、五島列島の位置関係はこんな感じ。一番左下が「本拠地」の福江島

 小値賀島では、T島さん夫妻がイカシタ古民家「先小路」を予約してくれていましたので、そちらに宿泊させて頂くことに。宿に荷物を置いて、小値賀島にある手造りのゴルフ場「浜崎鼻ゴルフ場」へ。

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 ゴルフ場入口にある看板によると、こちらの浜崎鼻ゴルフ場は8月はキャンプ場になるようで、それ以外の季節はゴルフ場として運営されているよう。ゴルフ場は「浜友会」という会があり、ラウンドはメンバーの同伴が必要とのこと。こちらでもラウンドしているメンバーの方と諸々お話をさせて頂いたが、今回はラウンドはなし。メンバーさんの許可を得てコース内を散策させてもらったのだけれど、面白かったというか意外だったのが「車で(コース)回ってもいいんだよ~」と言われたこと。あまりにも恐れ多かったので謹んで辞退させて頂いたが、よく見ると海岸沿いのコース上に釣り人らしき車が堂々と?駐車されていた。

 いやはや何だろう、ここでも平原ゴルフ場同様の「おおらかさ」を感じたのであった。

 浜崎鼻ゴルフ場を後にした我々は、島内にある観光スポット(島の人からお勧めされた)「ポットホール」を見学に。

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小値賀島と斑島を結ぶ斑大橋を渡った先にあるのがポットホール

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先程訪れた浜崎鼻ゴルフ場は対岸に

 ポットホールとは要するに、波によってグルグルと回された石が周りの石との摩擦によって磨かれることで、ツヤツヤの丸い形になっているヤツのようで、小値賀島のパワースポットとして有名?らしい。

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ピカピカの丸い石、おわかりいただけただろうか

 何となく石に向かってお祈りしつつ、宿に。当然ながら小値賀島もまんぼう発令中により島内の飲食店は営業していないので、港近くの「JFおぢかフードストア」にてお酒やらつまみやらを調達。

 何とこちらの宿、地元の魚屋さんが調達してくれた魚を調理して届けてくれるシステムになっていて、その日の夜の食事だけでなく翌日の朝食も用意してくれるという、まんぼう時代には非常に有り難いシステムが導入されている。翌日の朝食は何とヒラマサの刺身を使った「ヒラマサ丼」。朝からそんな贅沢していいんだろうか。

 宿に戻って各々仕事を片付けた後、魚屋さんが用意してくれた食材を肴に酒盛り。最後の方はT島さんと私とで延々と佐野元春の歌を歌っていたらしいんだけど、残念なことに殆ど記憶がないw。

 でも翌朝5時出港の福江島行き太古フェリーに間に合う時間にキチンと起きれたのはある意味奇跡。

 港に到着すると、地元の学生が書いた「小値賀島をこんな島にするために」という各テーマに基づいた「地域活性化策」が貼り出されていてとても興味深く拝見させて頂いた。

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 ああなるほど、付箋の数が多いものが地元の学生たちにとって興味の高いテーマなのね、とか先生の赤ペンチェックがたまにウザいなあwなどと思いながら船の到着を待つ。

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 車の中でフェリーの到着を待っていると、ほどなくして車の横に釣り船らしき船が着眼するのが目に入った。

 すると、到着後のターミナルから10名くらいの男たちがワラワラと出てきた。姿恰好からすると磯釣り師のグループみたい。

 この人たちどこに行くんだろうと思って眺めていると、先程着岸した釣り船に続々と乗り込んでゆく。この一連の行動を見てようやく合点がいった。

 恐らくこのグループは、前日夜に博多港から乗船した磯師のグループなのではないか。事前に瀬渡し船を予約していた彼らは、小値賀港に到着後すぐに港に横付けしてある瀬渡し船に乗り、目的の沖磯に渡り早朝から釣りをする。

 恐らくだが、福江港に到着して再び10:10に福江港を出港する博多行きのフェリー(確か小値賀島到着は13時ごろ)に間に合うタイミングで釣りを切り上げ、再びフェリーに乗って博多へ帰るのではないか。

 素晴らしく効率的かつシステマチックなフェリーと瀬渡し船のタッグプレーを目の当たりにして、妙に感動したワタシであった。

(まだまたつづくのでお付き合いください)

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