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Google UXデザイン講座を完遂した話

昨年の6月から受講していたGoogle UXデザイン講座の受講を完了しましたー!
半年ほど前に受講中のレポもあげてますので、ぜひこちらからどうぞ。

受講が完了した今、改めて振り返ります。
受講を考えている方や受講中断している方にとって実施のきっかけになれば嬉しいです。

所要期間(結果)

私が受講開始した際に、公式に掲載されている受講目安は週10時間ペースで約6ヶ月でした。
終わってみて振り返ると私は、2021年6月中旬に開始して2022年2月に完了したので、完了まで約8ヶ月かかりました。

受講期間の後半は案件が忙しく平日に学習時間を取れなかったため、週に6時間ほどしか講義を進められず、目安よりも少し延びてしまいました。
週末にしか時間が取れない方は6ヶ月で完遂はなかなか難しいと思います…ただ、動画視聴や理解テストなどはスマホなど小さな端末でも実施できるので、PC広げられない忙しい日々でも隙間時間で進めることができれば無理のない期間設定かと思います。また、サブスク費用はかかりますが、実施期限などありませんので、自分のペースで進められます。

最終成果物

受講を終えた今、最終的に手元に残った成果物はこちら。

  • 3つのプロジェクト実施結果

  • webサイト版ポートフォリオ

  • 受講完了証明

受講を通して、3つのプロジェクトを実施しますので、講座を進めるごとにユーザー理解、アイデア出し、試作品作成といったデザイン思考プロセスにおけるアウトプットを作成し、それらが蓄積されていきます。
最終コースではこれら3つのプロジェクトをポートフォリオとしてまとめます。

受講中のアドバイスとして、作成物のまとめはこまめにやることをオススメします。
デジタルのアウトプットはファイル検索など簡単にできるのでそこまで探しづらいことはないかと思います。
一方、この講座では紙とペンを使うアナログなアウトプットも多くあります。たとえ落書きレベルであってもプロジェクトにとっては大事なプロセスの一つですので、ぜひ残しておきたいところです。
最終的にはデジタルのアウトプットと合わせていくので、写真を撮ってアップロードをこまめにしておきましょう。「あとでやろう〜」とすると撮影枚数がすごいことになり、どのフェーズがどの写真か判別が面倒になります。(経験談)

受講してよかったこと

受講完了後、私は作成したポートフォリオと共に転職活動をしたり、社内デザイナーと話す機会があったり、とこの講座を振り返る機会が何度かありました。その時に受講してよかったな、こうしてよかったなと思ったことを残します。

  • 外向けのアピール題材ができる

もともとこの講座を受講するきっかけも「ポートフォリオを作成したい!」だったので、ポートフォリオができたことは私にとって大きな価値がありました。
自身のスキルや経歴をアピールするときにポートフォリオが有効であることは認識していましたが、なかなかまとめるきっかけがなく、作成を怠っていました。他にも以下の理由からポートフォリオの作成を渋っていたなと、思います。
・仕事における案件の実績は情報機密的に出しにくい
・サイト作成のノウハウを知らなかった

実際に講座を通して作成したことで、上2つの障壁は無くなり、加えてベースがあることで追加編集のハードルが下がりました。今後もトレーニングで作成したものは追加してどんどんアップデートしていきます。

また、ポートフォリオがあると転職活動時などのスタートダッシュが違うなとも感じました。必要になってから用意するのと、あらかじめ準備しておいて必要になったときには粗方できているのでは、伝えられる中身の量や質も変わります。

  • プロジェクトの題材は少し趣味を混ぜるとより伝わる

せっかく自己責任範囲内のプロジェクトですので、ぜひ自身の趣味嗜好を入れるのをオススメします。題材が興味あるものだと、インタビュー調査でも共感度が上がったり、Hi-Fi(より詳細な)プロト作成もビジュアル探しなど楽しく進めやすいです。ただ好きな故にこだわりすぎると、元も子もないので時間制限などメリハリつけて進めましょう!

私は猫が好きなので、2つ目のプロジェクトでキャットフード管理や販売に関するサービスを作成しました。このプロジェクトをポートフォリオに掲載したところ、転職エージェントの方に「僕も猫飼っているんで、すごい分かります!」と言っていただけたり、さらには猫に関する会社を紹介してもらうきっかけになりました。笑

デザイン思考のプロセスを踏める、というアピールだけでなく、自身の趣味嗜好もアピースするチャンスになりますので、ぜひ活用したいところです。

まとめ

以上、Google UXデザイン講座の受講感想をまとめてみました。
実際にかかった期間、成果物、受講メリットなど、みなさまの参考になれば幸いです。
講座が終わるとなかなか自身でプロダクト作る機会がないので、この夏は題材探してトレーニングしたいな。

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