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採用にベストな時期はある?1年を通した求職者の動き

前回の記事では年始の求職者の動き(今は逃せない時期!年始に力を入れるべき4つの理由)についてお伝えさせていただきました!

年が変わったので新しく人事や採用担当者になった方や、これから人事にチャレンジしたいと考えている方もいらっしゃるかと思います。そこで今回は1年を通しての求職者の動きについてお伝えさせていただきます!

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■1月~3月
「12月のボーナスをもらってから辞めよう」「仲の良かった同僚が転職した」などの理由から年始のタイミングで転職活動を始めた人や、仕事が一区切りする3月末の退職を目指して転職活動を始める人が増えてきます。1月から3月にかけて徐々に求職者が増えてくる時期です!

4月
年度が切り替わり、求職者の動きも落ち着いてきます。一方で新年度で部署異動や昇給昇格などが多くの企業で行われ、これまで働いていた環境や条件に比べ悪くなったり、異動先の上司と合わない、仕事に前向きに取り組めなくなったという人も少なくありません。また新年度から希望の部署に異動できるかもしれないと思っていたけれど希望が通らなかったため転職活動を始めるという人もいます。

5月~7月
5月に入るとさらに求職者の動きは落ち着いてきます。しかし「就職活動に失敗した」と考え新卒入社者が転職を考え始める時期でもあります。中でも夏のボーナスをもらった7月頃から第2新卒の求職者が増え始めます。

8月
夏季休暇に入るため動く求職者は多くありません。企業側も夏季休暇で動いていなかったり、上期の採用が充足できているため大きな動きはなかったりと転職市場は落ち着いている時期です。

9月~11月
多くの企業において10月は上期から下期に変わる時期です。年度が替わる時期と同様に、仕事に区切りがつくタイミングで転職を考え転職活動を始める人も出てきます。
企業側も下期に向けて採用計画を立て直し、求人を出すところが増えてくるため、その求人を見て転職活動を始める人もいます。

12月
年末で単純に忙しく転職活動に充てる時間が取れない求職者が多くなってきます。企業も年末で忙しく、現場社員の面接設定が難しかったりとなかなか採用に力を入れることが難しいこともあります。

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特に1月~3月、10月頃が求職者が活発的になっている時期と言えますが、その分、採用をしている企業も多いためライバルは多い。5月や12月は求職者が比較的少なく閑散期になるため採用をしているライバル企業が少ないですが、求職者が少ない時期でもあります。

ただし、昨年より新型コロナウイルスの影響で求職者の動き、企業の動きも変わっているので、例年の求職者の動きとして参考にしてみてください。

採用を成功させるためには、どの時期に採用するのかという戦略がとても重要になります。どのポジションを採用するのか、過去の採用実績を踏まえいつごろから求人掲載をすればよいのか、どの媒体を使えば良いのかなど採用計画を立ててみてくださいね♪