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今日の授業探究日記800【個別最適な学び?】

2021年1月26日の中教審答申をざっくりまとめます。

学習指導要領が謳う児童生徒を育てるには、「指導の個別化」が必要であり、生徒が力を身につけていくためには、子供自身が学習が最適となるよう調整する「学習の個性化」が必要である。

この「指導の個別化」と「学習の個性化」が教師目線だと「個に応じた指導」となるし、生徒目線だと「個別最適な学び」となる。

「個に応じた指導」じゃなく「個別最適な学び」にしたあたり、生徒を主語にした教育をしなさいよっていう文科省の意図が見えて、心地好い。

だから先生は生徒を主語にした授業デザインをしていくことになる。

また、個別最適な学びはICT活用の文脈で語られることも多く、授業において生徒が自分のタイミングでICTを活用できる環境を整えることも先生がすべきことになる。

ものすごくたくさんの業者さんが生徒の学びのために作ってくれたツールを、先生の都合で先生がストップすることはない。

「すべての子どもは幸せになる権利を持って生まれてくる。子供がうまく学べないのは、子供の側に障害があるのではなく、カリキュラムや学習環境の側に障害がある」という奈須先生の言葉が胸に突き刺さる。

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