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「forgive」人生とは、「許す」ためにあるのかもしれない。

⁡だいぶ久しぶりに、自分の作ったプレイリストについて書いていきたいと思います。


プレイリスト

1.夏陰、ピアノを弾く (ヨルシカ)
2.横断歩道を渡る人たち (Mr.Children)
3.旅路 (藤井風)
4.僕と花 (サカナクション)
5.流線 (サカナクション)
6.限りない欲望 (Bank Band)
7.五月の蝿 (RADWIMPS)
8.銀河街の悪夢 (SEKAI NO OWARI)
9.ランニングハイ (Mr.Children)
10.夢番地 (RADWIMPS)
11.Hyakki Yagyu (millennium parade)
12.forgive (Bank Band feat. MISIA)

Encore

13.針と棘(RADWIMPS)
14.さよならはエモーション(サカナクション)
15.End of the day(Mr.Children)
16.帰ろう(藤井風)

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各曲のイメージ(自分なりの景色)


まず、簡単に各曲一言なんとなくのイメージを書いてみました。

1.夏陰、ピアノを弾く:オープニング
2.横断歩道を渡る人たち :物語の始まり。横断歩道を眺めている僕の目線
3.旅路 :終わることない旅路の示唆
4.僕と花:手を伸ばしても中々届かない、僕が探していたもの。
5.流線:言葉では説明できない音のうねり
6.限りない欲望:どこまで行っても渇望し続ける人間の欲望の塊
7.五月の蝿 :怒りの感情をそのまま音にしたもの
8.銀河街の悪夢 :病に苦しむ僕の物語
9.ランニングハイ :葛藤
10.夢番地:諦観
11.Hyakki Yagyu:序曲。
12.forgive:メインテーマ。主題。


今回のテーマ:「許すことについて」


前回の記事⇩

人はだれしも、それぞれ何かしらのコンプレックスや後悔を抱えながら生きているんじゃないかと思います。

ある人は、学力。

ある人は、容姿。

ある人は、仕事ぶり。

ある人は、自分の性格。

修復できない関係。 決定的な失敗。 誰にも防げなかった大災害。


⁡自分自身も、自分の嫌なところがいつも目についてしまいます。


コミュニケーションを取るのが苦手。
要領の悪い頭。
動こうと思っても中々動き出せない体。
何度も同じミス。


変わりたくて、でも変われてる自信はいまだにありません。


そんな自分に嫌気が差して、
人と比べて余計に落ち込んで、
余計身動きが取れなってしまう。



そんな自分を、許してあげたい。

どうすれば許す(forgive)ことができるだろうか。

そんなことを考えながら、このプレイリストを作り、魂を込めてみました。


「forgive」の曲について

Bank BandがMISIAさんとコラボしてつくられた「forgive」は、東日本大震災から10年目という節目に生まれました。

Bank Band5作目のオリジナル曲となる今作に、小林武史さん、櫻井和寿さん、MISIAさんらがコメントを出されていました。

東北の大震災から10年経ったと言う節目と、コロナという新たな脅威が1年以上続いている状態を背景にこの曲は生まれました。
ネガとポジは繋がってると思っているけれど、音楽にも様々な陰と陽があって、この曲は少し複雑かなと思うくらいそういった表情を組み合わせて作ったつもりです。
(略)
人間は自然の一部だし、思い通りにも計画通りにもいかない事が多いけれど、何かの強い力に引っ張られていたり、何かの理由があって、突き進んでいるのかとさえ思います。
そんな力にこの時期に立ち会えて、皆さんにお伝えすることが出来て、本当に良かったと思っています。
(略)
震災から10年目の3月11日を過ぎても、いろいろな事や想いは続いていきます。
この楽曲が「次の未来」「次の僕ら」にさらに繋がっていくように、と思っています。                         小林武史
えんやこら
ここから
はじまるよ

あれから10年
それから今も
大きな流れの前では、小さくて不完全な僕らを
許しながらそれでもやっぱり未来へ力強く漕ぎ出す
そんな歌です

東北の方々の力に満ちた歌を、声を聞いて欲しいです。    櫻井和寿
東日本大震災から変わらず、東北へ心を寄せ、
活動を続けてきたお二人だからこそ生まれた歌だと思います。

「forgive」というメッセージを、今の時代に、今届ける。
その深い想いをしっかりと理解し、一緒に伝えられるよう心を込めて歌いました。
(略)
MISIA

また、アートワークを担当されたgoen° の森本千絵さんのコメントも掲載されていました。

自然と自身をひとつの
カラダという景色にしました。

自然と人間、昨日と明日、自分と自分…いろんなあいだを、迷い、揺らぎ、許しあいながら前に進んでいく道が繋がっています。
えんやこらと歩く赤い人は、そのカラダにとって希望です。

たくさんの人の、いろんな想いによって生まれた曲なのだと思います。


「forgive」の歌詞から考えてみる

Source: https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/bank-band-feat-misia/forgive/

えんやこら まだだよ
えんやこら まだいくよ

えんやこら ここから
えんやこら はじまるよ
今から

・「えんやこら」は、力を込めて重い物を動かすときの掛け声で、日本の民謡や童謡で用いられる伝統的な囃子ことば・掛け声だそうです。

・みんなで、「どっこいしょ」と力を合わせている姿がイメージできます。

いつも見えない荷物の重さに
身体を屈めながら暮らしてる
誰のせいでもないと分かってて
誰かを責めたり 自分を恨んだりして

・人によって違う「荷物」。
 でも、誰もが何かしらを抱えながら生きているのだと思います。
 そして、それを受け止めきれないことも多々あると思います。

爪先立ちして
風のディストーション
身体中に浴びながら放つよ
金網を越えて
何処までも飛んでけ
あの日丸めた未来予想図を
紙飛行機のイメージで
次の僕らへと

・「ディストーション」とは、ゆがみや音のひずみのことを指します。

・流れるようなリズムと歌詞が相まって、遠くへと想いを飛ばせるような光景がイメージできます。

変わってく事でしか続いてはいかない
それもとうに理解してる
新しい景色を許すことで
それまでの全てが許されるならいいのに

⁡・震災にしても、コロナ禍にしても、出来事が起こる前に戻ることはできなくて、収まったとしても、今までとは違う日常になっていると思います。

・できなくなったことやなくなったものを見つけるのは簡単だけど、見えるようになったことや教訓を大事にしていければいいのではないでしょうか。


おわりに

社会も、自分自身も、ここまで困難を引きずるとは思っていませんでした。

それが悪いことなのか、それとも必然の結果なのかはわかりませんが、

今の経験が将来に役立つことがあるといいなと、思うのです。

その頃には、今は許せないことも許せるようになっているのかもしれません。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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