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劇場版 「私に天使が舞い降りた! プレシャス・フレンズ」 感想

「わたてん プレフレ」を見て来ました!

ついに…劇場版わたてんが見れる…。感慨深い。

TVアニメ「私に天使が舞い降りた!」から早3年半。ワンマンライブでの発表から1年8ヵ月。

間に楽曲リリースやドラマCD、原作発売などもあったのでそれほど空いた感はなかったのですが、わたてんは自分にとって特別な作品だったのでやはり待ち遠しかったです。


鑑賞前日からソワソワ(((*゚ω゚*)))ソワソワ


そして当日。



やらかす。


ムビチケ(前売り券)を持ってくるのを忘れる。


家の中で一番大事な引き出しにしまっておいたのに…もうでも買ったの5ヵ月くらい前やし普通忘れるよ?(合理化)
ま、まあでもどうせ2回見ようと思ってたし!わざと忘れたんですよ!(?)
(どうせならムビチケ第2弾のクリアファイルも欲しかったし、安い映画デーに見たかったな…)



そして映画が始まると…


ニヤニヤが止まらない〜(*´ω`*)
(主題歌「プレシャス・フレンズ!」"ワクワクが止まらない"みたいに言う)

やっぱり大きな画面でわたてんのみんなが見れるので嬉しい。もうそれだけで8割満足。
わたてんの好きなところのひとつが、嫌味の無いかわいさのビジュアルなところ。TVアニメと変わらずみんなかわいくて安心。あの真紅色ぽい衣装もめちゃくちゃかわいい!!
まあたぶん自分の顔は終始キモかったよね…

今回は秩父長瀞が舞台。観光要素が出てきて大人の事情も見え隠れしますが、わたてんにおいて「旅行する」という時点である意味どこに行っても普通ではないし、TVアニメでも実在の場所をモデルにしていたので、そういう意味での違和感は無かったです。

映画を見てまず全体的に思ったのは「花ちゃんのおばあちゃんめっちゃ出てくるやん!」です。
映画ならではのキャラがメインに出てくるのはよくあることですが、わたてんの映画で新キャラ的な人がたくさん出てくるとは予想してなかったです。もう「主人公かな?」と思うほど。でもある意味「主人公かな?」という感想は、映画を見進めていくとあながち間違いでも無かったかも。

ほかには、全体的にギャグ要素がTVアニメよりは若干ライトな感じになってたかもしれません。
わたてんの大好きなところがギャグ要素が非常に面白くセンスの良い所で、日常系や百合系に興味が無かった自分もそれきっかけで見始めたといっても過言ではないくらいに面白いです。
ただ、映画でギャグ要素満載とかはそもそもやらないと思っていたので、期待外れではなかったです。というか普通にそれなりにギャグ要素はあります。

劇中では、TVアニメを意識したセリフや場面が出てきて、わたてん制作陣さすが分かってる!と嬉しく思いました。TVアニメの時からの細かい描写や表現も相変わらずよく出ていたと思います。

あと音楽がとにかく良い!いやほかのわたてんの曲もめっちゃ好きなんですが、今回OP、ED、BGM、挿入歌がどれをとっても映画っぽくてめちゃくちゃ良い。なんとなくノスタルジーが感じられて、なんだか見終わった後、子どもの頃見たTVアニメの夏休みの映画を見た感覚に襲われて、その理由はたぶん音楽が大きな理由かなと思います。

良いシーンはたくさんありますが、あえて一番好きなシーンを上げるとすれば、動物園で花ちゃんとみやこが二人きりになるシーン。みやこがやらかして(?)しまうのですが、花ちゃんは何も言わずむしろ寄り添うような行動を。さらにその後の動作から、たぶん本当はちょっと我慢してたけどみやこはそれにあまり気づかず、みやこのためにそれを言わなかったところで思わず「おおっ…!」と声を上げそうなくらいグッときました。


TVアニメはみんながワイワイしててその中にたまに二人きりのシーンとかが出てくる印象なのですが、プレフレではそれぞれの思惑や想いが同時進行的に感じられて、感情移入したその時のそれぞれのキャラの気持ちを考えることができるような、ある意味みんなが主人公みたいで、でもそこまで主張し合わないという印象を受けました。

旅行というわたてんにとってもわたてんのキャラにとっても「現在」の大イベントのなかで、遠い「過去」「未来」とそのなかで変わらない(変わりゆく)ものや想いがどんなものだったのか、どんなものになるのかというのを考えさせられました。

いつものわたてんのようで、でもいつもとはちょっと違う。でもやっぱりいつものわたてんだなと思えるような作品でした。

上映時間は1時間くらいで少し駆け足な部分もあったかなぁと思うけど、製作費事情は分かりませんが時間を長くすれば当然お金もかかるので仕方ないのかもしれません。逆によく1時間でこれだけいろいろ入れて上手くまとめられているなあ思いました。
わたてんがそれほど好きじゃない人には少し物足りないと感じる人もいるかもしれませんが、わたてん好きな人は劇場版としてやってほしいことをやってくれたと思ってるのではないでしょうか。

たいしたことは起きてないし、大きな感動はなかったかもしれない。
でも見終わった後に、温かくて純粋で優しい、大切な存在を想う、前向きな気持ちがほんのりと広がっていく感じがしました。

ほかにも、
あのみやこが旅行に行ったり人に聞いて周ったりしたことにびっくりしたこや、
挿入歌が泣いちゃうくらい歌詞も曲も良いところとか、
ひなたの「…許す」がめちゃくちゃかわいかったとことか、
乃愛ちゃんの話誰も聞いてなかったとことか、
夏音ちゃんの「遭難したいの?」というシュールなツッコミ、
こよかののあのシーンは本当にちょっとドキドキしたこと、
松本が松本だった😨こととか、
語りたいことたくさんあるのよ!!!
でも全部書いちゃうのもよろしくないし、冗談抜きで2万字とかになりそうなのでやめておきます。


とにかく、とても良い映画でした!



そして!
映画を見終わってこれを書いている今もまだソワソワしています。

なぜだかわかりますか?

それは!


来る10/30(日)にわたてん☆5のライブが横須賀芸術劇場であるからです!

1stワンマンライブが配信のみ(後BD化)でしたが、ものすごく良かったのでめちゃくちゃ楽しみです。1stと同じく生バンド!このわたてんバンドの演奏がまた素晴らしかったのよ…
今回は生配信はありません。

え?チケットまだ売ってるって?

こんなん行くしかないでしょ!

どうせ予定ないでしょ!?(すみませんすみません)

僕自身、声優さんのライブが実は初めてなのですが、行ったことない人が遠方からでも行きたくなるような楽曲、歌、パフォーマンス、演奏だと思うのでぜひ見てください!



・わたてんHP
http://watatentv.com/

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