【過去に孤独を感じた人ほど社交的な理由】
私は高校生の時に、地元からハブられました。
原因は私にあります。
中学の頃は、皆を押さえつけていましたからね。
当然です。
それぞれ高校に進学すると、悪をやってきた強者揃いだったらしく、
「中学では藤田に押さえつけられて悪が出来なかった」と不満が爆発し、
地元「池袋」のサンシャイン通りで会ってもシカト・・・
実家の前に爆音で音楽をかけて居座る白いマグザム・・・
「今から墓地来いよ。埋めてやっから」と電話向こう側の大勢の声。
「失神するまでタイマン張れ」と周囲から煽られ、仕方なく友達と殴り合う。
ま〜色々ありました笑
そして、当時は本当に孤独でした。
しかし、月日が流れ、
その時、一時的に仲が悪かった私たちはまた歩み寄り、
その友達の結婚式のスピーチを頼まれるほどでした。
私は友達を、人を大切にすることを
初めて気づいたのかもしれません。
今の私を形成しているのは
その痛みだったのかもしれません。
その痛みを経験するまでは
自分中心に世界が回っていて
わがままで、ある意味、周囲の人のことなんて特に考えない
社会性に欠けていた人間だったのかもしれません。
おかげさまで、今では社交的だとよく言われます。
私も大変楽しい日々を送らせてもらっております。
皆さま、ありがとうございます。
このように、過去に孤独を感じ、それが解消すると
社交的になるというのは近年実験でも証明されています。
はい、いつもの科学タイムです。
マサチューセッツ大学の神経学者らの研究チームによると、
孤独の感情と関係する脳の部位を特定したと発表されました。
実験はマウスを対象としたものなんですけどね(^^;;
集団で飼育されているマウスたちは、孤独を感じる脳の部位(DRN)が不活発だが、孤立した状況におかれると、その部位は社会的接触に対して敏感になるそうです。
つまり、孤独を感じ、社会的関わりを強く望むということですね。
そして、先ほどの孤立させたマウスを集団に再会させたらその部位の神経活動は急増したそうです。
さらに、隔離されたマウスは、隔離されなかったマウスよりも、はるかに社交的になったという結果になりました。
この文献を読んだ時、まさに過去の私やと思ったわけです。
現場では使える内容ではないかもしれませんが、
逆に、社交的な人は過去に強い孤独を感じたことがあるかもしれません。
故に、人の痛みも分かる人かもしれません。
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