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【誉田哲也先生作品の話】

 ・・・偉そうに書いておきながら、実は最近は読むのが止まってます・・・。小説を読むとき、も・・・・・・っのすごく!没頭してしまいます。そういう時間が取れていた頃って、今思えば贅沢でしたね。やりたいことがたくさんあっても、時間がたくさんあるように思えて(単に寝なくても平気だったり、自分のことだけでよかったりしたから)。

 noteに色々覚え書きをしていくうちに、ふと頭をよぎりました。少しだけ、とりあえず少しだけ書きとめておきたくなりました。いずれまた、深く掘り下げられたらな。

※作品については触れてますが、ネタバレはありません。しかし、キャストについてや、感想からどのようなお話か想像できる方はご注意ください。

 誉田先生作品=姫川玲子シリーズ、まぁベタ中のベタなんでしょうね。テレビドラマから入って、【原作はどんなだろう?】と本を手にとった、という感じでしょうか。見事にハマり、買える限り集めました。

 テレビドラマ(あと映画も)、結構ハードな描写だったと思いますが、原作は更に遥か上をいってるような・・・。一瞬【うっ・・・】と、胸が痛くなるような場面もありますが、頭の中で想像が膨らみました。

 テレビドラマから入った、ということなので・・・原作を読んでいてもどこか演じた俳優さんで想像していました。私は、姫川玲子を演じた竹内結子さんがとても合ってたと思うんです。

 原作で姫川玲子の身長とかスタイルの様子があったと思います。竹内結子さんは、その描写より少し背が低かったかな?それでも原作を読んだあともなお違和感が全くなかったのは、演技力や存在感、オーラ的なものなのでしょうか。

 姫川班のメンバー演じる西島秀俊さん始め、全てのキャストが文句なしでした。西島さん=【菊田】。もうそれ以外ないくらいのキャスティングでは?

 ドラマで先に視聴済みのエピソードで【ストロベリーナイト】はもちろん、【ソウルケイジ】も、原作を読んでも胸が苦しくなりました。テレビで(
(当時としては)出来うる限りの残酷さ、グロさ的なものを表現していました(個人の見解です)。

 原作は原作で、場面を思い出す部分と、ドラマでは描かれなかった(描くことができなかったであろう?)場面も、文章から想像してしまうような感覚でした。痛さとか、ニオイや不快感のような感覚すらあるような気にさえなりました。違う展開で、ラストも違ったりしましたが、原作は原作の展開が素晴らしく、ドラマは別の流れなんだけど、原作を改悪したとは思わなくて、ドラマ版として最高でした。

 一番好き?この表現がふさわしいかどうかなんですが、心に残っているのが【ブルーマーダー】です。これは原作が先です。これ読んで思ったことが【絶対映像化できないだろう】でした。が、されました。原作発表から数年後でしたが、これはニュースで知ったときは【え?どうやって?】と思いました。

 この時はキャストが一新されました。私は、録画をしたんですがどうしても視聴することができていません。理由はいろいろあると思うんですが・・・。まとめると多分、キャストが一新。これですね。

 新キャストに不満とか好きではない俳優さんとかではなく、ただ単に初代キャスト陣が強烈な印象を残してくれたからです。いずれ新キャスト版、しかもブルーマーダー。見なくては。
※ちなみに、新キャストはどなたがどの役を演じられたかほどんど知らないんです。

 その他途中までというものがあったりします・・・情けない。【速読能力】があればいいのですが・・・。

 映画も好き。テレビドラマもいいんだけど、原作は原作者の方の思惑があっての話の展開、布石・伏線。そして回収していってエンディング。秋は短い気がするので、なんとか【読書の秋】を体験したい。


 

 

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