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オンライン決算説明会を自社主催で開催してみた 1/3 〜事前にやったこと編〜

株式会社スペースマーケットでは先日、上場してから2回目となる決算説明会を自社で主催、オンラインで開催しました!

初めての自社主催・オンラインでの決算説明会ということでいろいろ学びがあったので、事前にやったことから当日の流れ、こうしたほうが良かったという点などを、何回かに分けて書きとめていきたいと思います。
今回は第1段として、事前にやったこと編をお送りします!📝

そもそも、自社主催とは?

前回、第1回目の決算説明会は、初めてということもあり、段取りを勉強する観点で証券アナリスト協会に主催をお願いして開催しました。
証券アナリスト協会にお願いすると、会場の準備や集客、機材手配、司会等を行っていただけます。
第1回目の開催でなんとなくの段取りがつかめた私たちは、2回目、つまり今回の決算説明会からはすべて自分たちで準備してみようと決めていました。これが「自社主催」です。

今まで通り、説明会会場に集まって行うパターンであれば、なんとなく主催のイメージはできていました。しかし、今回は初めての自社主催にプラスしてオンライン開催というチャレンジまでもがついてくることに!💦

最初はどうなることかと思いましたが、結論から言うと、とても質の良い決算説明会を開くことができました!自社主催のオンライン決算説明会、とてもおすすめです!✨

スケジュール

では、スケジュールを見ていきたいと思います。
決算説明会の準備は約1ヶ月前からスタートし、当日まではざっくりとこんな感じのスケジュールで進めていきました。

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ここからは、上記スケジュールの項目について、実際にやったことや意思決定の経緯を細かく書いていきたいと思います!

配信手段の決定

まずは、配信するツールに何を使うかを決めました。メジャーなところで言うと、ZoomYouTube Live などでしょうか。

私たちは、Zoomを選択しました。理由として一番大きかったのは、自分たちが一番使い慣れていることです。当日はどんなトラブルがあるか分からないので、自分たちが慣れ親しんだツールを利用するのが一番だと判断しました。慣れないツールを使うと、トラブル時にどうしたらよいかさらにテンパっちゃいますよね。💦
もちろん、参加申し込みページ作成機能、参加者管理機能、参加者への質問機能、リマインドメール送信機能など、ウェビナー開催に必須な機能がまるっと揃っているという点もポイントが高かったです。

参加される方がZoomの利用を許可されているかどうかも気になるところかと思いますが、私たちの場合、Zoomは使えないとお答えいただいた参加者はいませんでした。

ちなみにZoomを使う場合は、普段利用するミーティング機能ではなく、ウェビナー機能を利用します。ウェビナー機能を利用することで、参加者の声や顔は公開されることがなくなり、質問機能なども使えるようになります。
Zoomのプロプラン(月額2,200円)にウェビナーオプション(月額5,940円/参加者100人まで)を追加することで使えます!💪

ライブ配信か、収録配信かの決定

決算説明会は、前半が決算の説明、後半が質疑応答という構成の企業が多いです。後半はどの企業もライブ配信(生中継)になると思うのですが、前半は事前に収録したものを流す企業もあると思います。

スペースマーケットでも、当日のスピーカーの負担を減らすために前半の収録配信を検討しました。しかし、収録は少なくとも前日に行わなくてはならず、そうなると決算説明資料を2日前には完成させなくてはなりません
でも、今は世の中の状況が目まぐるしく変わっている時期というのもあり、資料はギリギリまでブラッシュアップを行いたいという思いがありました。
それに、事前収録は当日のスピーカーの負担は減りますが、収録の手間や編集の手間、当日の機材操作の手間は増えることになってしまいます。💦

上記をふまえると、いっそ事前収録しないほうが負担なくできるかも、という話になり、結果すべてをライブ配信で行うことにしました。

配信場所の決定

配信場所選びもとても重要なポイントです。特に重要なのは、安定したインターネット環境です。静かで、邪魔が入らずに開催に集中できることも大事です。私たちは、スペースマーケットに掲載されている下記のスペースを利用しました!

私たちの場合は、実際にスペースマーケットに掲載されているスペースで開催することで「実際にこんなところが借りられて、こんな利用用途で使えるんだよ」というのを参加者に想起してもらうこともできるので、一石二鳥です!🐤🐤

ちなみにこの場所は、スペースマーケットのイベントプロデュースチームのメンバーに相談して教えてもらいました。
メンバーのおすすめ通り、超安定したインターネット回線で安心して配信を行うことができた上に、きれいだしおしゃれだしで最高でした!✨
オンラインイベント開催の際などは、ぜひスペースマーケットのイベントプロデュースチームにご相談ください!💪笑

機材利用の有無の決定

カメラやマイク等の機材を購入もしくはレンタルするのか、それともオンラインミーティングの際と同じようにPCのインカメラとイヤフォンを利用するのか、といった機材についても決める必要があります。

スペースマーケットでは今回は特別な機材は利用せず、PCのインカメラとイヤフォンを利用して行いました。もちろん、こだわればこだわっただけ良いものにはなると思うのですが、決算説明会の主役はあくまでも決算説明資料。きちんと聞き取れる音声と資料さえ届いていれば、社長の顔をいいカメラできれいに写す価値はそんなにないのでは!?とも思いました(し、重松さん、ごめんなさい!笑)。

今回は初めてのオンライン開催なので、配信手段と同様に、まずは普段から使い慣れたものを使うミニマムな形からスタートしてみよう、という考えもありました。

集客

開催の段取りがうまくできたとしても、肝心の参加者がいなくては話にならない!という意味では、一番ドキドキしたのが集客です。😵

私たちは、IRミーティングでお会いした投資家、アナリスト、銀行、これらの方をご紹介いただいた証券会社の方のリストを作成し、とにかくメールを送りまくってお知らせしました。
最初のご案内だけではうっかり見落としてしまう可能性もあるので、開催日の数日前には再度ご案内を送付しました(もっとマメでもよかったかも)。
とにかく今まで関わっていただいた方全員に漏れなくメールを送る!という泥臭いことをきちんとやった結果、前回の参加者を上回る投資家、アナリストの方にご参加いただくことができました!🎉

あとは、コーポレートサイトのIRカレンダーへの掲載、みんせつへの説明会日程登録も行いました。でもやっぱり一番効果があったのはメールかな、という印象です。


ここまでが、オンライン決算説明会を自社主催で開催するために事前にやったことです。
次回は、当日の流れ編をお送りしたいと思います!💪

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