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パーキンソン病の姿勢に対する運動療法

みなさんこんにちは。PD Cafeの小川順也です。

2021年7月17日に
パーキンソン病と診断されたら最初に読む運動の本の出版記念として

「パーキンソン病の姿勢に対する運動療法」をテーマとしたオンラインセミナーを開催しました。

最終的に60名以上のパーキンソン病の方々がzoomにて参加してくれました。ありがとうございます。

当日使った資料を一部公開します!

パーキンソン病の姿勢異常の種類としては腰曲がり、斜め兆候、首下がりがあります。パーキンソン病の教科書のほとんどに左上の図の姿勢を取るのが特徴と書いてありますが、取らない人もいます。でも、多くの方に同じような姿勢は見られます。

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腰曲がり症状を例にとって見ますが、このような姿勢をとった場合はどこを鍛えていきますか?

① 背中
② お尻
③ お腹

正解は、全部正解です。しかし、全てを鍛えればいいと言うわけでも鍛えなくていいわけでもありません。何が言いたいかと言うと、背中が丸まっているから背中を鍛えればいいと言う単純なことではないと言うことです。

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人には、姿勢の癖があります。今回例にあげた腰曲がり症状ですが、何が原因なのかをしっかり把握することが重要です。

この図を見ると、骨盤の傾きや重心の位置によってストレッチしたほうが良い場所、鍛えた方がいい場所が異なります。背中を鍛えた方がいい方は一番右端の姿勢をとっている方です。腰が曲がっている方は体を保つために背中の筋肉をものすごく使っていて疲労を起こしています。その上で背中を鍛えたらもっと疲れてしまいます。まずは、根本的な原因がどこにあるのか?を知る必要があります。

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知るためには、自撮りや鏡で自分自身で姿勢を見ていくことが必要になります。自分自身で見ていくのはかなり大変なので定期的にパーソナルチェックをして姿勢を確認したり、自主トレを組み直すことをお勧めしています。

そして、姿勢チェックしたらそれに合う運動を選択することが重要です。私が書いた本には60個以上の運動が載せられていて、必要最低限の運動を載せています。

まだ購入していない方はこちらまたはアマゾンでお買い求めください。


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さっきのは前から見た姿勢の評価ですが、前があれば横もあります。横の筋肉の関係性もとても重要になっていきます。


と言う形で今回のセミナーでは横と前から姿勢を評価する方法とそれに対する運動を本の中から選んでお伝えしました。

腰曲がりや首下がり、斜め兆候など人それぞれ原因は違うので、姿勢の変化に気が付いたらすぐ相談、すぐ対処がとても重要です!

まずは自撮りをするところから始めましょう♫

世田谷のパーキンソン病に特化したリハビリジムのPD Gymではパーソナルトレーニングとグループトレーニングを行っています。

一人一人お身体を見させていただき合う運動をお伝えさせてもらっています。

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完全予約制となっています。8月の予約も埋まってきましたのでお早めにご予約下さい。

予約は下記からお願いします。オンラインパーソナルのご相談も受け付けていますのでご連絡ください。

また、12週間オンライン完結型の集中トレーニングであるGOTプログラムですが、2週間コースが出来ました。2週間コースは姿勢に特化したコースですので姿勢について深く考えたい!と言う方はぜひお申し込みください。


今回のオンラインセミナーはPD Cafe Online加入者は無料でセミナー動画を見ることが出来ます。それ以外でzoomで参加したかったけど都合が合わなかった。参加したけど、もう一度復習したい!と言う方は動画をご購入下さい。

約40分のセミナーになっています。

以上です!

PD Cafe
小川順也

オンラインセミナーは好評だったので来月以降も検討します。メルマガ会員向けに配信するのでメルマガ登録していない方はご登録ください♫

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