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ヴィーガンじゃない人にヴィーガンチョコをあげたら、それは押し付けになるのか?

こんにちは。ヴィーガンのトレンドを追う変態、亀田すみれです。

今日はバレンタイン。
カルディで買えるヴィーガンチョコを買いに行ったのですが買えなくてぴえんなツイートをした後にふと思いました。

ヴィーガンチョコを普通の人にあげたら、思想の押し付けになるのか?


についてツイートしようと思ったんですが、140文字でまとまらなかったのでnote書いてみました。

ヴィーガンチョコをヴィーガンじゃない人にあげたら押し付けか?

念の為、押し付けの意味を辞書で再確認。

押し付ける
読み方:おしつける

何かに力を加えることで、それ自体を動かさないようにすること、あるいは、物事無理やり他人にやらせることなどを意味する表現

https://www.weblio.jp/content/%E6%8A%BC%E3%81%97%E4%BB%98%E3%81%91%E3%82%8B

(日本におけるヴィーガンの人口が2−3%くらいとして、仕事場などのリアル社会では会ったことがないですが、ネットを見てるとヴィーガンは押し付けてくる!って言う人がいっぱいいます。押し付けの感覚がする側とされる側でだいぶ違う気がしているのでそこも考えてみたいところ)


最近はヴィーガンのチョコもちょっとずつ増えてきました。
ヴィーガンチョコ特集なんかもされるようになってきました。

ヴィーガンの人にあげるチョコはヴィーガンチョコでいいけど、ヴィーガンの人があげるチョコはどうなるんだろう?とふと疑問に思いました。

ヴィーガンの人はヴィーガンチョコをあげたいと思いそうだけど、相手に合わせて普通のチョコをあげるのかな?
ヴィーガンチョコをあげる場合はヴィーガニズムの押し付けになるんでしょうか?

色々な場合が考えられると思ったのでちょっと整理してみました。

A:渡す側の心理

①自身がヴィーガンであり、ヴィーガンを広めたいのでヴィーガンチョコをあげたい。(思想ベース)
②ヴィーガンチョコと知っているが、美味しいチョコ(もしくは環境に良い、健康に良い)なのであげたい。(メリットベース)
③ヴィーガンと知らず、たまたま買った。(偶然)

B:もらう側の心理

①ヴィーガン食品はヴィーガン用であって、自分は普通のものを食べたい。
②美味しければなんでもいい。特にこだわらない。
③新食材、新トレンドとして新鮮に感じる。


こんな感じが考えられるかな?と思いました。
こうまとめると、なんだかんだ

①渡す方×もらう方の組み合わせ次第

な気がしました。

■ヴィーガンを広めたい人(思想ベース)
①普通のものを食べたい人…押し付けになる
②特にこだわらない人…押し付けにはならない
③新しいものに興味を持つ人…押し付けにはならない

■美味しいチョコなのであげたい(メリットベース)
①普通のものを食べたい人…押し付けになるかも?
②特にこだわらない人…押し付けにはならない
③新しいものに興味を持つ人…押し付けにはならない

■ヴィーガンと知らずに買った(偶然)
①普通のものを食べたい人…押し付けにはならない
②特にこだわらない人…押し付けにはならない
③新しいものに興味を持つ人…押し付けにはならない

「ヴィーガンがいいからすすめたい」「美味しいからすすめたい」は基本的な考え方は一緒なんですが、思想がベースにあるかないかで変わってきますね。

渡す方がどんな気持ちであれ、受け取る人のスタンスによるところが大きい気がします。
思想的なものに誘導されてると感じる時、人ってすごい抵抗感を持ちますもんね。

あと、

②渡す方の態度

にもよって違いそう。
「これ美味しいから食べてみて!」なら不快に思う人はいないだろうけど、「動物を犠牲にしなくてもこんな美味しいものが食べられるんですよ」みたいな言葉を言ったら不快に思われそうです。

また「これ美味しいから」の裏に「思想」を感じればやっぱり抵抗心がうまれそう。難しい、微妙なとこですね。

もっと言えば、キャラクターですよね。
好感度の高い素敵な人からもらったら嬉しいことも、そうでない人からだとあんまり嬉しくなかったり、と言うことも考えられるので、なんだかんだ人間性の問題なのかも。

③味

美味しいか美味しくないかも結構大事で、もらったものが美味しければ「まあいいや」や「美味しいものありがとう!」となりえるので味めっちゃ大事。
美味しいは正義。


④プレゼントの基本に立ち返る

そもそも、プレゼントは相手が喜ぶものをあげるのが基本。
自分があげたいものをあげるのは、自分勝手になる可能性があることを踏まえると、ヴィーガンが普通の人にヴィーガンチョコをあげるのは押し付けにあたる可能性は十分にありますね。


私の好きなヴィーガンチョコ

若干ネガティブ?な話題なので、気を取り直して私の好きなチョコを紹介しておきます!

H!P CHOCOLATE

去年日本上陸したH!Pのオーツミルクでできたチョコ。
可愛くて美味しい。


Tony's Chocolonely(トニーズチョコロンリー)

最近はカルディやプラザなどでも売ってるオランダのチョコレート。
一部ヴィーガンOK。分厚くて、満足感が高いです。
児童労働や現代奴隷制度を終わらせるというスローガンも素敵。

キングモンティ

カルディで冬だけ売ってるライスミルクのチョコレート。
まろやかで美味しい。売り切れたら終わりなので早めに買うのがおすすめ。

私はこれらのチョコが可愛いし美味しいし、いいな!と思ってるけど、ヴィーガンじゃない人にあげるのはハラスメントになる可能性もあるので要注意ってことですね…

個人的な体験

昔ヴィーガン&グルテンフリーのイギリス人とお互いの国のヴィーガン食材を送り合う、というのをやってたことがあるのですが、私はグルテンフリーにこだわらないのにヴィーガンかつグルテンフリーの商品しか送ってもらえなくてなんだかなぁと思ったことがありました。それはちょっと押し付けに感じたので、相手に悪気はないんでしょうけど。
だから押し付けやだな、って気持ちもわかります。

なのに思い返せば自分もヴィーガンじゃない人にヴィーガンチョコケーキをあげちゃってました。若気の至り感。すまなかった…

我ながら不味そう。反省のため公開しておきます。


最後に

私の結論としては、人による!!となりました。
自分がいいと思っても相手は望まないことはたくさんありますしねー。
プレゼントは相手が喜ぶものをあげるのが基本、と言うことは忘れないようにしたいですね。

それでは皆様、素敵なバレンタインをお過ごしください!

スマベジでした!


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