村崎こねこ

ねこになれなかった。

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ねこになれなかった。

最近の記事

アイス

少しずつ食べるアイスが無情にも溶けてゆく様のような恋 業務用スーパーでやっすいアイスを買って、駐車場で食べた日があった。 私は溶けたアイスをぐびっと飲み込んで、バイクにまたがって待つあなたに駆け寄った。 あなたの肩に手をかけて、バイクにまたがる。 走り出したと同時に「アイス、おいしかったね。」と声を出した。 口を開けると、ひんやりとした風が喉を通る。私はこの瞬間に永遠と引きこもっていたいと思った。 逃したくない。忘れたくない。目を瞑ればいつでも再生できるように、この記憶は脳

    • 生い立ち

      死にたい。 死ぬ以外の選択肢はODと自己表現しかない。 薬を買うお金は無くなった。 自己表現すっか〜! 今日はあたしの生い立ちを教えるね。 ちょっと長いけど、暇だったら読んでいって。 一番古い記憶から、始めるね。 最古の記憶 あたしの最古の記憶は2歳だか3歳だかの頃。 あたしのママとあたしのお父さんが取っ組み合いの喧嘩をしている。 あたしは愚直に真ん中に突っ走って、ふたりの喧嘩を止めようとした。 だけど無力!お父さんの蹴りがクリティカルヒット。 ママとお父さんは離婚した

      • DXMで"気づき"を得た話

        はじめまして、村崎こねこです。 誰かの役に立つかもしれないから、気づいたことをまとめていくね。暇だったらちょっと読んでいって。 村崎こねこのプロフィール 村崎こねこは23歳の社会不適合者。 生い立ちは今度教えるね。 とりあえず、ねことうさぎがすきだよ。 あとお絵描きもすき。 2023/05/20 あたしは大好きな恋人とちょっとした喧嘩をした。 恥ずかしいからこれは彼とあたしの秘密ね。 あたしは嫌なことがあるとすぐ死のうとする。 これが一番楽なんだって信じきってた。 1

        • どうにもならない

          どうにもならなくなっちゃった。 綺麗な言葉も気取った文章も、くだらなくて恥ずかしい。 読みやすいですか?面白いですか?この言い回し、全然素直じゃないよね。 言葉が好きだった。けど読んだ本のことは覚えていないし、国語の成績だってよかったわけじゃない。 詩も短歌も好きだった。詠んだことがあった。もう覚えてない。私が作り出したものは、この世のどこにも残ってない。 絵が好きだった。絵を描くことは呼吸だった。本当に。 趣味だなんて軽く捉えることはできなくて、私は死ぬまで一生絵を描き