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3月の音楽レク【桜ミニ知識】

桜の季節がやってきました。
今回は桜ミニ知識プログラムを作ってみました。

『荒城の月』

土井晩翠作詞 滝廉太郎作曲 明治34年

「春高楼の 花の宴」花とは桜のことを指します。
桜の種類を尋ねてみましょう。白板に大きく書いていきます。
「八重桜」「しだれ桜」「染井吉野」「河津桜」などいろいろと答えてくれるといいですね。

中には桜にとても詳しい方がいたり、ふざけて「夜桜」と言う方がいて笑いがこぼれました。


『湯の町エレジー』

野村俊夫作詞 古賀政男作曲 近江俊郎歌 昭和23年

「河津桜」は伊豆半島の河津町に咲くのが有名です。
ピンク色が濃く、早咲きの桜です。タブレットなどで写真をお見せするといいですね。
この歌の主人公はギターの流しの人なのでしょうか?温泉場から温泉場への渡り鳥。

「懐かしい」「映画見たなあ」などといろいろな思いが起こります。


『アンコ椿は恋の花』

星野哲郎作詞 市川昭介作曲 都はるみ歌 昭和39年

続いて「大島桜」です。伊豆諸島に多く自生しています。美味しい桜餅の葉はこの「大島桜」の葉を塩漬けしたものだそうです。

とはいえ、大島は椿が有名ですね。東京オリンピックが行われたこの年、都はるみが歌って大ヒットとなりました。


『さくらさくら』

日本古謡

桜の開花を宣言するための基準木というのがあるそうです。
それは「染井吉野」という品種です。
江戸末期、駒込の辺りに吉井村というところがあって、そこに多く住んでいた植木職人が交配をして「染井吉野」が生まれました。
なので、駒込駅の発車音は「さくらさくら」が流れます。

この曲は幕末、筝の手習い曲として作られました。
お琴を習ったことがある方にお聞きしたところ、まずこの曲を弾けるように練習するのだそうです。
大正琴で弾いたことがある、と言う方も多くいらっしゃいました。

ベルやトーンチャイムで即興演奏をしましょう。

楽器活動については会員登録の上「音楽療法のヒント!」をご覧ください。

『花』

武鳥羽衣作詞 滝廉太郎作曲 明治33年

墨田区の愛唱歌となっているこの曲は合唱曲として歌われた方も多いことでしょう。
2部合唱にして歌うのも楽しいですね。

歌詞を剥がし、参加者を2組に分け、鈴と鳴る子を配って交互に鳴らす活動をしましょう。

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