5月の音楽レク【風】
風薫る5月!ということで今回のテーマは「風」です。
『茶摘』
作詞作曲者不詳 尋常小学唱歌
八十八夜は立春から数えた日数。5月2日あたり。
埼玉県では茶摘みの経験をしたことがある人は意外に多いです。
狭山というお茶の名産地もあるからでしょうか。
70代の女性。狭山では小学校の頃茶摘み休みというものがあった。
その時にはあちこちの茶畑へお手伝いに行く。
毎日摘んだお茶の葉の重さを記入して学校へ提出したのだそうです。
「こうして摘むのよ」と指を使って説明してくれたり、摘んでからのお茶の作り方を教えてくれたり、お隣の人と話しあったり、と会話がはずみます。
茶摘みの民謡では《ちゃっきり節》があります。
『北国の春』
いではく作詞 遠藤実作曲 千昌夫歌 昭和52年
「白樺 青空 南風・・」と歌詞が続きます。
北国は遅い春がやってくるのが5月頃でしょう。
東北や北海道出身の方がいたらお話しを聞いてみましょう。
「おふくろの小さな包み」にはどんなものが入っているのでしょうか?とお聞きするのも楽しいです。
『旅の夜風』
西条八十作詞 万城目正作曲 霧島昇・ミスコロムビア歌 昭和13年
映画「愛染かつら」の主題歌です。
この映画は観たことがある人がたくさんいます。
主演の上原謙、田中絹代の話題、当時こっそり映画を観に行って父親にしかれたこと、などいろいろなエピソードを聞くことができるでしょう。
『シャボン玉』
野口雨情作詞 中山晋平作曲 大正9年
野口雨情と中山晋平の黄金コンビの作品。
雨情が子どもを亡くした時に書かれた歌詞ということはあまりにも有名です。
シャボン玉遊びのお話しをお聞きしましょう。
どんなふうにして石鹸水を作ったのか、麦わらをストローのようにして遊んだことなど楽しい話しを聞くことができます。
『浜辺の歌』
林古渓作詞 成田為三作曲 大正7年
懐かしく歌われる方が多い歌です。
「波の音よ 雲のさまよ」という部分は高い音が続きます。
先にそのことをお話ししておくと、音楽的にも満足感が得られます。
海の近くで育った思い出や波の音や風の音をお聞きしましょう。
『千の風になって』
新井満作詞作曲(元はアメリカ合衆国メアリー・フライの詩)平成18年
先に鑑賞として演奏し、その後色楽譜によるベル(トーンチャイム)の和音奏
そして、歌えそうな時には歌うと良いでしょう。
歌詞の意味を説明し、悲しい雰囲気にならないように気を使う必要があります。
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