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女性差別の話題は なぜ男性を不快にさせるのか

見に来てくださってありがとうございます。
ライフコーチ 明日香です。

女性差別の話題になり、自分の意見を話したら そこにいた男性を怒らせてしまった。

という方のお話し。

会社の同僚数人でおしゃべりをしていたときに、たまたまテレビから女性差別の話題が流れてきたそう。
そこにいた男性陣も『差別は良くない』というスタンスだったため、彼女もいろいろ思うところを話したんだとか。

うちの会社の中でも こういうことがあるけど、これって女性が損してるよね!
こういうところも 男性目線でできていて、女性の方が我慢を強いられるよね!

わかってくれる男性がいる!
という喜びもあって 彼女は常々感じていた不満を話したそうです。

すると だんだんと男性陣の様子が変わり、途中からは
『それは被害妄想だ』
『そんなことまで差別とか言われたら 仕事にならない』
『そういうオンナの方だってさ…』
と否定的な意見を言われるようになり。

最終的にはキレ気味になり、話を打ち切られたそうです。

女性が差別されるのはおかしい。
女性だからという理由で不利益を被るのは理不尽。
私は正しいことを言っている。
彼らだってわかっているはず。
なのになんであんなにイライラして『いい加減にしろ』みたいな感じでキレられなきゃいけないの!?

とのことでした。

恐らくその男性は、一般論としては『差別は良くない』とわかっているのだと思います。
けれど、話しているうちに自分を含む【男】というものを否定・攻撃されているように感じたのでしょう。

考えてもみて下さい。
この女性も、見ず知らずの人の受けた差別のニュースに強く共感して『こんなことはあってはいけない!』と怒りを感じています。
自分と同じ【女】のカテゴリーの人=味方同士 なのです。

自分の仲間・味方が攻撃されれば 助けてあげたくなるのが人間です。
なので『男ばっかりずるい』と言われれば、男の人は【男】の味方をしたくなります。
そこで『女だって こういうところズルい!』なんて言い返されたら、女性は【女】側を応援したくなります。

なので、一つの策としては
男とか女とかカテゴリー分けしないで
『性別による差別はよくない』というテーマで話をすると お互い冷静に話ができるかと思います。

歴史的にも女性は様々な制約を受けてきました。
けれど【男性は何も我慢せず 自由に楽して生きてきた】というわけでもないのです。

男性は男性で 恐らく歯を食いしばり理不尽に耐え 時には『男って損だよな』なんて思いながら頑張って生きているのです。

なので、
男ばっかりズルい!もっと女に優しく!
と言われると
俺だって大変なんだ!俺にも優しくしてよ!
というような気持ちが顔を出してしまい イライラしてしまうのでしょう。

どちらかを悪者にしたり、カテゴライズして敵味方を分けるのではなく。

【差別】って良くないよね。
というスタンスで話をすると、
冷静に穏やかな議論をすることができるでしょう。

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