「好き」と「イイね」

「優しい(kind、tender)」を「イイね!(like)」の代わりに、「SNS」で使うべきだと、今朝、僕は思い付いた。

「イイね!」は、「他人から自分への評価」を表している。

そうじゃなくて、「あなたの考え方、生き方は『優しい』ね!」と言ってあげる方が「日本社会」がより良くなるのではなかろうか?

「優しい(kind、tender)」は、「形容詞」。「イイね!(like)」は、「動詞」。

「精神科医」や「心療内科医」が患者に対して、「私はいつもあなたのそばにいるよ!」と伝え続ける。

その事がとても重要なのだ。

「自分の居場所」を見失って、途方に暮れている多くの日本人にとって、今必要なのは、「優しい(kind、tender)」なのだと僕は強く思う。

かつて、僕は六甲中学高校で、アメリカ人の神父・フリン先生というバスケットボール部顧問で、恩師と出会い、「無償の愛」を受け、「他人を愛する事の尊さ」を学んだ。

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「愛」は常に「優しい」に繋がる。

僕の敬愛する木下惠介監督は、映画「二十四の瞳」の中で、「戦争には抗えないが、時代に翻弄される教え子の傍に居て、一緒に涙を流す大石先生の姿」を通して、「優しい」とは何かを問いかけた。

他人に対しても、自分自身に対しても、「優しい(kind、tender)」時代が今、来ようとしている。

love me tender love me sweet🎵

エルビス・プレスリーの歌声が高らかに聞こえて来る。

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