多様性

1/18から「都営大江戸線」の4号車が「女性専用車両」になった。

ただでさえ、車両数が少なく、車体の大きさも小さい「都営大江戸線」で、「女性専用車両」を設置すると、他の車両が混雑する。実際に混み混みになっている。

どこの鉄道も今の御時世、「女性専用車両」を設けているところが多い。

いちばんの理由は、「女性が痴漢に遭わない為」だろう。「痴漢」の被害に遭い、「PTSD」に悩まされている女性もいるだろう。

「男性」である僕が朝の混雑時に超満員の電車に乗っていて思う事。

それは、「痴漢の冤罪」に遭いたく無いという事だ。

だから、全力で女性に近づかない努力をしている。

しかし、強い人の流れに押されて、女性に密着してしまう事も、東京の超混み合っている電車ではまま、有りうるのだ。

そうした意味では、「男性専用車両」も設けて欲しい。

そんな事をしていると、「女性」「男性」「そのどちらでも無い」と分けざるを得なくなって来てしまう。

「多様性」の時代と言われ、「いろんな価値観が肯定されると言われている今の日本社会」。

でも、「社会が人為的に分けた『多様性』」に入らなければ、「村八分」になる危険性を孕んでいる。

つまり、所謂「多様性」に入らない人たちは置き去りにされる世の中なのである。

本当に「多様性」を認めるのであれば、地球の総人口約80億人分の「多様性」が無ければおかしい。

つまり、本来の「多様性」とは、「デジタル」では無く、「アナログ」であり、「無限のグラデーション」なのだと、僕は思う。

「鉄道会社」が「お客からのクレーム」を恐れて、次々と行なう施策。

それは、今の国会で「無意味な答弁」を繰り返している岸田首相を初めとする国会議員に似ているのかも知れない。

ほとんど、全てのものが値上がりして、生活が苦しくなる一方の「国民」。

「裏金」に関係する国会議員は辞職するべきだし、高齢の政治家たちも皆んな引退するべき時に来ていると感じる。

なんだか、今の日本は「太平洋戦争」が起こる前の「閉塞感」に満ち満ちた「社会」になっているのでは無いか?

その事に一人でも多くの日本人に気付いて欲しい。

「諦めてはいけない」

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