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いい加減にさぼってもいいんですよ(Vol.5)

こんにちは
今日も訪問して下さって、ありがとうございます。
がんばるケアから等身大のケアへ
サポーターの松本尚子です。

12月に入り、人の動きが早くなったようにかんじます

介護のはじまりって、いつを境目なんでしょうね
介護期間の平均は約10~14年間だそうです。

1年を長いと思うか、短いと思うか
3年の月日を長いと思うか、短いと思うか
10年以上の月日を短いと思えるかどうか・・・
受取り方は人それぞれ

わたしは20年選手
要介護支援~介護度5のプロセスをたどりました。

家事も育児もやりながら介護もやっている
スーパーマンみたいな人がまれにいるもので
どうやってやりくりしているのか?
尊敬の眼差しをむけつつ
いろんなことをクヨクヨ悩んで
やりたいことは後回しにして
なんとか折り合いをつけてやっていました。


小さいころ
人のために一生懸命にやることは当たり前
お世話になった人につくすのは当たり前
の世界で生きてました
なので
お世話になった叔母の介護をするのは当然
と思っていました。
一方で
まわりからどう思われているか
いつも気にして
いい子でいたい気持ちもありました。

だけど
スーパーマンみたいにあれもこれも段取り
よくやれず、こころと身体は疲れていました。

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ある日
残業で帰りが遅くなったことがありました
夕飯の支度が間に合わない
50CCバイクをぶっ飛ばして
あわてて帰宅すると
食器かごの中に
出前でとった寿司おけが洗ってあり
叔母と叔父は、テレビを見て笑いながら
くつろいでいました。

なんだ
2人で夕飯できるやん
楽しそうだし
心配することはなかった
何やってるんだろうわたし・・・
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叔母は身の回りのことをやれるようになって嬉しい
叔父も協力してくれるようになってきてる
だけどなんだかやるせない気持ちになって
なんで自分だけが楽しくないんだろう

今の思いを友達にこぼしました。

友達は否定も肯定もせず
ひととおり話を聞き終わった後
自分の父親と過ごしている日常を語りはじめました。
『うちのじいさん〇〇〇でさ、〇〇〇だし
もう息抜きしないとやってられないんだよね』
話を聞いているうちに
クスクス笑いだし、最後は二人で大笑い

わたしが「〇〇できない」「〇〇やらくちゃ」
勝手に思いこんでいていたことに気づきました。

さぼる = 悪いこと、手をぬく、いいかげん
      よくないこと

さぼることは悪いメージを無意識に刷り込んでいたん
ですね。


だれかに何か言われたわけではないのに
勝手に、凄い人と比べて
さぼるなんてダメなこと
不器用なんだから真面目にやらないと
思っていました。

さぼる = いい加減にこころをホッとさせる時間 
置き換えられるようになって
少しづつ時間をつくれるようになり
喫茶店で気持ちをきりかえることができるように
なりました。
(記事をまだ読んでいない方はコチラ)
↓↓↓
https://note.com/smile_care8739/n/n94b081bca482


介護は長期戦
自分の日常生活に影響するから
ずーーーーーっと自分だけで頑張っていると
息が切れてきます

あーもうダメ・・・
限界を感じるまえに
いい加減におさぼりしていいんですよ
あなたの時間をもっと大切にしていいんですよ
自分を大切にすることが
相手を大切にすることにつなかるのですから。

本日も、最後まで読んでいただき
ありがとうございました (^.^)


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