見出し画像

教員を辞めたくなってきた

小学校教員3年目のAyaです。

憧れて教員になりましたが、教員として働くことに疲れてきました。

正直今まで辞めたいと思ったことはなかったのですが、
3年目になった今、辞めようかな、と思うようになりました

責任が重い

子供1人を相手にするのだって責任が重いのに、30人以上もの子供の成長を預かる仕事。適当にやっていてはこの仕事は務まらない。

子供の親からの期待も大きい。保護者の方の想いも考えながらの毎日。
周りの先生方からの目もある。
100人以上の想いを背負って毎日働くことに、気疲れしてきた。

失敗も許されない。信頼を失えば、学級崩壊へと進む他ない。

子供達と遊ぶと子供との関係も深まる、というが、20分後に授業が迫っている状況で、遊んでいる余裕もない。

過酷な労働環境

毎日の教材研究が全然追いつかない。
結局追いつかないまま授業を始めて、私も子供も、ん・・・?となってしまう。
子供の薄ーい反応、授業時間が始まっても席につかずおしゃべりしている子供にイライラしてしまう。

授業が終わっても、校内の研究会、学校行事の準備、集金の処理、欠席した児童の保護者への電話連絡、その他様々やることがある。
マイペースな性格である上に石橋を叩いて渡ろう精神が常時稼働で働いてしまうので、帰宅時間は20時ごろ。

私は部活が嫌だからというのもあって小学校教員になったのに、初任からずっと金管バンドクラブ担当。土日も練習があるので休むこともままならない。

失敗した時に管理職から指導される(責められる)

以前学級の子どもたちの物が立て続けに複数なくなったことがあり、学級でこのように指導した、と管理職に伝えたところ、「それはNGだ」と何度も言われた。
その直後、校長室に呼び出され、校長・副校長が同席する中で、自分の指導のどこが間違っているかを指摘され、さらに学級の子供達に謝るようにと言われた。

ありえない失敗をしたわけでもなかったのに、感情的に強い口調で指導された。
翌朝も校長室に呼び出されて、今度は校長・副校長・学年主任がいる中で指導された。

自分でも気づかなかった失敗をした時に、感情的に怒る管理職がいる職場では、安心して働けない、と思った。

体が持たない

授業はずっと立ちっぱなし、休憩する暇なんてなく、激務の末に、体はバキバキ。
マッサージや整体に定期的に行かないと、体が重すぎて仕事にならない。

下半身が張りやすい体質だったが、ついに、肩、腰、首、頭、目、手、いろんなところが張り詰めて、常にだるい。

精神的にダメージを受けた日には、動悸もするし、食欲もなくなるし、涙も止まらない。
このままだと、鬱か適応障害になることは間違いない。

お金がかかる

私は教員としてのセンスがないので、たくさん勉強してきた。
3年目なのに、自宅には3段ボックス2つ分の教育書がある。

数々のセミナーにも参加し、教師のノウハウを学べるプログラムのサブスクにも入っている。

授業で使うものだって、学年合わせて揃えられないもの、個人で使うものは全て自費で買っている。
付箋、マル付け用のサインペン、都道府県のフラッシュカード、忘れてきた子供用の習字セットや絵の具セット、Bluetoothスピーカー、その他諸々。

安定した給与がもらえるのはいいが、出費もかなりかさんでいる。

そもそも教師に向いていない

自分が教師に向いていない点は以下の通りだ。

・自分に自信がない。
・ユーモアのセンスがない。
・トークスキルに乏しい。
・人間関係を構築する力がない。
・周りを俯瞰して見る力がない。
・失敗を引きずりすぎる。
・無条件に子供を可愛いと思える感性がない。
・一人反省会をする毎日。

…だからと言ってすぐ辞められるわけでもない

教員は給与も安定しているし、ボーナスもある。
福利厚生も整っているので、体調が悪い時は休める。

同僚も「先生」なので、職場には優しい人、真面目な人が多い。
学年、委員会、クラブ、分掌で、いろんな先生と関わることができて面白い。
安定した人間関係の中で働ける、というメリットは大きい。

夏休み、冬休みは長期休暇も取りやすい。
そこで自分のために時間を使うことができるのも嬉しいところだ。

3月までは「担任」としての責任がつきまとう。
精神的にやられつつあるが、今のところは極度に心身に支障をきたしているわけではない。
病休をとるほどでもない。とれば周りの先生たちに迷惑がかかる。
結果的に、まだ頑張るか、という気持ちになっている。

教員である自分も悪くはない。
可愛いと思う子もいる。授業をやっていて楽しいと思う日もある。

しかし、この仕事で長く働いて、自分は心から楽しい、この仕事っていいなああ、と思える日が来るのだろうか。
心身ともに耐えられるのだろうか、という心配の方が大きい。

私はきっとこの先も、まだまだ悩み続ける。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?