コロナワクチンの廃棄問題に考える
The New York Times によると New York ではコロナワクチンを接種するための基準が厳しすぎるためにワクチンを打つ対象が見つからないまま廃棄されるという状況が発生しているらしい。規制を緩めるそうだ。
ここで問題となっているのは管理が難しいファイザーのワクチン。日本でも最初に接種が開始されるワクチンはファイザーのものになるようだ。
ちょっと前の日本での調査ではワクチンをすぐ接種したいと言う人は1割程度のようだ。僕のまわりでもすぐには接種したくないと明言している人がいる。日本でも同じようにワクチン廃棄問題が起きそうな気がする。
一方でしばらくの間、接種機会と絶対数が限られるのも確かだろう。あらゆる人に開放してしまうと今度はフロリダのように接種待ちの行列ができて問題になるかもしれない。
期待できるのはモデルナのワクチン。一般的な冷蔵庫で保存できるようだ。しかし日本で認可されるまでにはまだまだ時間がかかりそう。
例え有効なワクチンが日本で入手可能になったとしても、接種までには複数の課題があるためにコロナを短期に封じ込める特効薬とはなりそうにない。すでに長丁場となっているパンデミックだが、現在の状況が今年後半までは続くという前提でいた方が良さそうな気がする。
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