整える。

弁当をつくるんです。水曜日と木曜日。息子に1年。1年空いて、むすめ、現在3年目。

息子の弁当つくる日は5時起きでした。まだむすめはおっぱい飲んでいたので、とにかく起きてくれるな起きてくれるな起きてくれるなよ...と、祈るようにご飯を炊いていました。なんせその頃は柾式炊飯だったもんで（よいこはネットで調べて♡）、最後の蛍火で泣き出されるともうヒイイイイイイイイっていうかもうどのタイミングで泣き出されてもヒイイイイイイイイイなんだけど。今思えばあれだね、炊飯器買えよってね。今は土井善晴方式の洗い米で炊飯土鍋（結婚式の引き出物カタログで手に入れたやつ）で炊きます。乳児もいないので余裕です。

はい、出ましたよ。また出ましたよ、これ。ねぇ....夫、どこ？うち、母子家庭だったっけ？

そう、息子の弁当つくってた日々を思い返すと、なんかもうヒイイってなるばかりで、まず火曜日の夜は眠れない。明日弁当だ明日弁当だ明日弁当だ.....もちろん水曜日の夜も眠れない。明日弁当だ明日弁当だ明日弁当だ明日

怖くない？ねぇ怖くない？どこ？夫、どこにいるの？

5時に起きたら今度は頼むむすめ起きないでくれせめて米が炊きあがるまで米が米が米が米がいやねぇねぇねぇねぇ怖いから！！！！なんでそんな追い込まれて弁当つくってんの！？怖いから！！そんで夫は？どこ？死んでたの？ねぇ、なんなの？

カニカマをさいてたら、あ、なんかこれジョン・レノンじゃん。と思ってカニカマを髪の毛にして丸眼鏡と鼻と口を海苔でつくったことあったけど、え？なに？年長さんの弁当にジョン・レノンってどういうこと？なんなの、わたし。え？わたし？あれわたしだった？なんか別の人とバトンタッチしてたんじゃないの？朝の連ドラみたいに。

むすめの弁当3年目にして、ようやくつめかたのコツをつかんできたような気がしていましたが、ただ単に狂気の沙汰で育児してたのが落ち着いただけなんじゃないだろうか。母親、という野生動物として、ちいさい生き物の命を守るのに尽力してたら我を忘れていたようだ。何事も時間がかかるタイプなのよ。思い出してきたよ。我を。W・A・R・E！！！

むすめの弁当つくるのもあと7ヶ月ほど。もうすぐ、うちから幼児がいなくなる！

「ねぇ、まま、むすめちゃん、おべんとうなにがいちばんおいしかったかというとね、つけもん！！！」

それは、グリーンコープで買うた、ただただ袋開けて、瓶にうつしただけの、博多ごぶ漬け。

さあ、もう今週も終わりますよ！週末完全ワンオペに向かって、いってらっしゃい、わたし！