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整える。

がっつり寝込んでやっとこなんとか日常生活に戻ってきて思うこと。

わたしが寝込んで1番困るのはわたしである。

なんだ、この洗濯物の山は。畳んでも畳んでもまだある。畳んだら収納するでしょ?でもさ、なんかもう収納するとこなくない?いや、あるんだけどさ、なんかさ、なんだろ。なくない?ないのよ。

料理も洗濯も嫌いじゃない。掃除も嫌いなわけじゃない。ていうか、わりと家事は好き。なんだけど、片付けができない。片付いてないと掃除もできない。なんかもうどうすればいいんですか。プロに来てもらいたいんだよ、わたしは。

思えば、実家もだいたいいつも散らかっていた。盆と正月はきれいだったけど。

わたしは祖母のことをさっぱり覚えていないのだけど、そりゃそりゃ根性悪いばあさんだったらしくて、畳を掃いて拭いて引戸を拭いてと毎日当たり前に掃除をしている母に「ここはあんたん家じゃなかもんの〜(ここはあなたの家ではありませんよ)」と毎日毎日言い続けていたそうだ。なんなんだろうね。よく子ども3人育ててくれたな、とも思うし、そんな家さっさと出て行っちゃえばよかったのに...とも思う。我慢していいことなんか実は1個もないもん。耐えることは美徳でもなんでもない。

父も、自分の親きょうだいの味方をするような環境で、わたしたちきょうだいはまあなんていうか非常に非情な部分を持って育った気がする。最悪の事態を受け入れるのがものすごく早く、兎にも角にもひとりが大好き。姉も兄もわたしも、どこかが、がっっっっっっつりと欠けた、素晴らしい人間なのです。

そんなわけで片付いてない家で育ったからわたしも片付けが絶望的にできないんだけど、それで言うとうちの息子もむすめも片付いてない家で育ったから片付けできな〜い、ってなっちゃうじゃん!やべーやべー。父親に入学式とか来てもらったことないからって息子の小学校の入学式にあたりまえのように来なかったうちの夫とおなじ穴のムジナじゃん!!やだやだそんな馬鹿といっしょくたになんのやだやだ!!!

がんばるよ〜、がんばるよ、片付け。なんせわたしの生きるテーマ、整えるだもん。

子どもがだいぶ大きくなって、食事とかトイレとかお風呂とか、いちいち手を出さなくてもよくなったら、あれ?親がしてあげられることってちょこっとしかないじゃん...てことに気がついてしまいました。衣食住を整えることと、やりたいことにお金を出してあげられる経済力。以上。

もって生まれたものを損なうことをしないように。だいたい親が1番子どもの足引っぱってたりするから。邪魔しないようにしないとな...

だいじよね、距離感。

そんなこんなで今週も、いってらっしゃい。



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