『こどもの心』感情的に叱るとこどもの心は離れる 失敗談②
感情的に叱ると、こどもの心は離れる
自分の蒔いた種。
あまりにも、冷たい花が咲いた。
今、思い出しても、つらかったというより、
寂しかった。
叱りすぎて、完全に心が離れた。
こどもたちを認めてあげられなかった。
こどもたち、ひとりひとりは、頑張っていた。
ひとりひとりの伸びていく早さはそれぞれで、個性もそれぞれ。
ゆーっくり伸びていく子、器用にこなしていく子、それぞれ。
ちょっと、ゆっくりペースの子でも、みんなに優しい子、いつも明るく元気な子、お手伝いを率先してしてくれる子。たくさんたくさん素敵なところがある。
こどもたちの良いところを見ずにいた。
※
冷たい花の種は、低学年の時に蒔いてしまった。
上達させようという、気持ちが強かったんだと思う。
自分の思いだけで、「できること」に、「上達させることに」力が入っていた。
「できることより、楽しむこと」
なぜ、忘れてしまったんだろう。
この時は、「こんなに上手になりましたよ」と、こどもの心より、自分の指導評価を気にしていたんだと思う。
そして、自分自身が、何より自分に厳しい。
やるなら、ここまで。
できるようになるんだったら、ここまでやろう。
「〜ねばならない」
「〜べき」
の気持ちが強かった。
情けない。。。
※自分に厳しい。
これには、結局、自分がこどもの頃、親に認めてもらうため、褒めてもらうために頑張っていたんだということに繋がった。
認めてもらいたい。
褒めてもらいたい。
褒めてもらうためには…と。
※
冷たい花が咲いたのは、こどもたちが高学年になった時。
完全に、私への評価が下がった、そんな瞬間だった思う。
大切な話をしても、どこか真剣に聞いているという感じはなかった。
聞く耳に、蓋をしている感じ。
きつく言うと、聞きたくない、という感じ。
レッスン前の会話。
例えば
「今、学校の体育で何をしているの?」と、
聞いても「忘れた」みたいな感じの答え。
目線も合わせずに、いちお、答えているという感じたった。
この離れた心の距離を埋めることは、容易じゃなかった。
本当なら、「受け入れる」「認める」を繰り返すことで、心の距離を縮めていくことができるのに。
心の距離が離れるだけでなく、信頼を、評価を失ってしまった結果だったから、仕方がない。
「できることより、楽しむ」
どんなことより、これが一番
楽しいと思うと、
からだが動き、心が動く
今、何より大切にしていること
『できることより、楽しむこと』だ。
こどもたちの笑顔が一番
キラキラ輝く笑顔が一番
こどもたちの笑顔は、まわりのみ〜んなを
元気に、そして、しあわせにしてくれる
こどもたちの笑い声
優しい気持ちにしてくれる
こどもたちの笑顔のために
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