『こどもの心』感情的に叱るとこどもの心は離れる 失敗談②


感情的に叱ると、こどもの心は離れる 

自分の蒔いた種。
あまりにも、冷たい花が咲いた。

今、思い出しても、つらかったというより、
寂しかった。
叱りすぎて、完全に心が離れた。

こどもたちを認めてあげられなかった。

こどもたち、ひとりひとりは、頑張っていた。
ひとりひとりの伸びていく早さはそれぞれで、個性もそれぞれ。
ゆーっくり伸びていく子、器用にこなしていく子、それぞれ。

ちょっと、ゆっくりペースの子でも、みんなに優しい子、いつも明るく元気な子、お手伝いを率先してしてくれる子。たくさんたくさん素敵なところがある。

こどもたちの良いところを見ずにいた。


冷たい花の種は、低学年の時に蒔いてしまった。
上達させようという、気持ちが強かったんだと思う。
自分の思いだけで、「できること」に、「上達させることに」力が入っていた。

「できることより、楽しむこと」

なぜ、忘れてしまったんだろう。

この時は、「こんなに上手になりましたよ」と、こどもの心より、自分の指導評価を気にしていたんだと思う。

そして、自分自身が、何より自分に厳しい。
やるなら、ここまで。
できるようになるんだったら、ここまでやろう。

「〜ねばならない」
「〜べき」
の気持ちが強かった。

情けない。。。

※自分に厳しい。
これには、結局、自分がこどもの頃、親に認めてもらうため、褒めてもらうために頑張っていたんだということに繋がった。

認めてもらいたい。
褒めてもらいたい。

褒めてもらうためには…と。



冷たい花が咲いたのは、こどもたちが高学年になった時。

完全に、私への評価が下がった、そんな瞬間だった思う。

大切な話をしても、どこか真剣に聞いているという感じはなかった。
聞く耳に、蓋をしている感じ。
きつく言うと、聞きたくない、という感じ。

レッスン前の会話。
例えば
「今、学校の体育で何をしているの?」と、
聞いても「忘れた」みたいな感じの答え。

目線も合わせずに、いちお、答えているという感じたった。

この離れた心の距離を埋めることは、容易じゃなかった。

本当なら、「受け入れる」「認める」を繰り返すことで、心の距離を縮めていくことができるのに。

心の距離が離れるだけでなく、信頼を、評価を失ってしまった結果だったから、仕方がない。

「できることより、楽しむ」
どんなことより、これが一番
楽しいと思うと、
からだが動き、心が動く


今、何より大切にしていること
『できることより、楽しむこと』だ。



こどもたちの笑顔が一番
キラキラ輝く笑顔が一番

こどもたちの笑顔は、まわりのみ〜んなを
元気に、そして、しあわせにしてくれる


こどもたちの笑い声
優しい気持ちにしてくれる


こどもたちの笑顔のために


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