見出し画像

不動産の売買は慎重に

こんにちわ。

スマイル株式会社のNです。

今日10月1日。お多賀さんへお参りにいってきました。今月もよろしくお願い致します。

さて、今日は実際に知人から土地を購入されたお客様(以下A様)に相談を受けた案件から、皆様にも以下の話を聞いて注意して頂けたらと思い書かせて頂きました。


さかのぼること数十年前、A様が家を建てようと土地を探していたら、A様が土地を探していた地域で土地を売りたいと言われる知人の方がおられたそうです。

立地もよく、Aさんは即決で購入を決定されたそうです。

しかし購入から数年後・・・

実際に家を建てようとすると建たない土地だということが判明しました

A様びっくりです。

A様は仕方なく別の土地を購入し、家を建てたそうです。

さらに話を聞くと

A様が知人から購入した土地は田んぼだった為、耕作する予定もなかったので土で埋めてしまったとのことでした・・・

残念ながら現状では売りには出せない為、まずは田んぼの状態に戻して頂く必要があることをお伝えしました・・・

ここから学べる注意点は大きく2つ

1.土地は調べてから購入する

2.田んぼは使わなくてもいじらない!

まずは1.土地は調べてから購入するという点ですが、ネットで調べられます。と言っても調べるキーワードがわからないかもしれませんし、用語がわからいかもしれません。確実なのは市役所に行って聞くことです。

あとは、上下水道や電気のことも調べる必要があります。安くで土地を買っても近く上下水道の設備がなければ引込工事が必要になってきます。上下水道の工事は結構かかるので予想以上の出費になる可能性もあります。

次に2.田んぼは使わなくてもいじらない!という点です。自分の土地だから好きにしていいじゃないか!と思われるかもしれませんが、田んぼと違う用途で使うなら地目変更というのが必要になってきます。

地目変更には農業委員会の審査と許可が必要です。許可がおりたら地目が変わり、違う用途に使えるということになります。

審査の際に申請した土地を担当の方が見に来られます。

その時に埋め立てたり、舗装したりしているとまず許可はおりません。それどころか、現状に戻して下さい。と言われます。

そして、地目変更後の注意点は固定資産税がかなり上がります。

以上にあげた事だけでなく、不動産は大きなお金が動きますので様々なルールがあります。

もちろん、不動産業者を介したからと言って全てが安心というわけではありません。少し知識をいれたうえで、わからないところは業者に聞き、納得して購入して頂けたらと思います。

いいなと思ったら応援しよう!