現地で絶対に食べて欲しい、おすすめのベトナム料理15選+α!【定番もツウも】
ベトナム旅行を計画中で、おすすめのベトナム料理を知りたい。フォーが有名なのは知っているけど、他のおすすめは?現地で必ず食べるべきものって何?
こんな疑問に答えます。
この記事の内容
○本場で食べたい定番のベトナム料理たち
-フォー
-バインミー
-生春巻き/揚げ春巻き
-チェー
-ベトナムコーヒー
○ハノイに行くなら絶対に食べて欲しい僕のおすすめ4つ
-Pizza 4P's(@ハノイ)
-卵コーヒー
-ヨーグルトコーヒー
-ブンチャー
○ホーチミンに行くなら絶対に食べて欲しい僕のおすすめ3つ
-Pizza 4P's(@ホーチミン)
-ココナッツアイス
-バインセオ
○通になりたい方のためのベトナム料理はこちら
-コム
-ゲテモノ系
-マントム
-ハイランズコーヒーのフリーズ類
-TocoTocoのミルクティー
-2017年もっとも若者に人気のカフェ2つ
こんにちは、ベトナム大好きなデザイナーの三上蒼太(@sota_mikami)です。
ベトナム料理は日本人の口に合うということで有名です。
しかしベトナム料理といえば?と尋ねると、ほとんどの方は「フォー(phở)」くらいしか知らないようです。
これではいざベトナム旅行に行った時、何を注文すれば良いのか、どのレストランに行けば良いのか迷うと思います。
過去9回の渡越経験のある僕が、現地に行った時に絶対に食べてほしいおすすめのベトナム料理たちをご紹介します!
本場で食べたい定番のベトナム料理たち
フォー(phở)
ベトナム料理で一番有名なのはフォーです。
ベトナムでは朝食を外食で済ます家庭が多いのですが、その朝食で食べるメニューとしても定番なんです。
麺は米粉で作られていて、牛や鶏などの肉と、野菜類がトッピングされています。
レストランではなく、出店の屋台で食べるなら20,000~50,000VND(100円~250円)程度です。
バインミー(bánh mì, bánh mỳ)
写真右のサンドイッチです。
フランスパンのような硬めのパンに、肉や野菜、卵などを詰めた料理です。
お店によってその具材は様々ですが、どこで食べてもハズレがないのがバインミーです。
フォー同様、ベトナムでは朝食の定番。
ぜひいろんなお店のバインミーを試してみてください。
最安では80,00VND(≒40円)のバインミーを食べたことがあります。
僕はハイランズコーヒーというコーヒーチェーン店でバインミーを食べることが多いです。
ここではチキンやポーク、魚などのいくつかの種類があって、それぞれ19,000VND(≒100円)なのでお手頃でおすすめです。
生春巻き(Gỏi cuốn, Nem cuốn)/揚げ春巻き(Chảgiò, Nemrán)
ベトナムは世界屈指のエビ(海老)の漁獲量・生産量を誇る国です。
2016年のデータによると、中国・インド・インドネシアに次ぐ4位の生産国となっています。
そんなベトナムでは、大きなエビが入った生春巻きや揚げ春巻きが有名。
生春巻きはゴイクン(Gỏi cuốn)と呼ばれ、揚げ春巻きはチャーゾー(Chảgiò)と呼ばれます。
ローカルのお店に行くときは、ゴイクン/チャーゾーと注文しましょう。
※英語メニューにはSpring rollとあります。そのままですね。
チェー(Chè)
「ベトナム風ぜんざい」と称されるチェー。
ヨーグルト、ビーンズ類、果物、ココナッツミルクなどと、砕いた氷をぶっこんでミックスしたデザートです。
砕いた氷がベトナムの暑さを和らいでくれます。
ただ、ココナッツミルクは苦手な人も多いですね。そんな方は、ヨーグルト入りを頼めば大丈夫です。
ベトナムコーヒー(Cà phê)
ベトナムは世界2位のコーヒー大国であること、ご存知でしょうか?
1位はもちろんブラジル、2位がベトナム、3位はコロンビアです。
コーヒーには高級なアラビカ種と、安価なロブスタ種の2つがあります。
ベトナムで生産されるコーヒーはロブスタ種が主。
ただ、安価といっても決してまずいわけではありません。
ロブスタならではの香ばしさと、スッキリとした苦味が特徴です。
お店によっては、1杯40円程度で飲めたりします。
ハノイに行くなら絶対に食べて欲しい僕のおすすめ4つ
Pizza 4P’s
日本のITメガベンチャー、サイバーエージェントに勤めてらっしゃったご夫婦が、ベトナムに移住して始められたのがこのPizza 4P’s。
現地の感覚からするとお高い値段設定ではありますが、とにかくとにかく美味しく、お店の内装も大変おしゃれで、ベトナム在住の日本人のみならず多くの外国人に人気があります。
Webメディア「灯台もと暮らし」さんの素敵なインタビュー記事はこちら
→「Pizza 4P’s」を通じて、世界中に笑顔を増やしたい。ベトナム・ホーチミン在住 高杉早苗
このPizza 4P'sはハノイ・ダナン・ホーチミンの3都市に展開しています。
卵コーヒー
卵とコンデンスミルクをカスタードクリーム状に泡立てて、コーヒーの上にのせた飲み物です。
コーヒーと思って飲むと、甘くてびっくりします。
味はティラミスに近く、濃厚な甘さが美味しいです。
これはハノイにしかありません(多分)。
せっかくなら、エッグコーヒー発祥のお店へいってください。
→Giang Cafe(トリップアドバイザー)
ヨーグルトコーヒー
単純な「ヨーグルト+コーヒー」と思うなかれ。
これはベトナムのコーヒーだからこそ生み出せる味なのです。
※日本の自宅でコーヒーとヨーグルトを混ぜてみたら、味が全然違っていて落ち込みました。
おおかたのハノイのカフェにはメニューにあります。
「Sua chua ca phe」と注文しましょう。
一番のおすすめはコンカフェのヨーグルトコーヒー!!
ハノイに行く際は必ず立ち寄っていただきたいです。
TRIP'Sさんの参考記事はこちら
→ハノイ・コンカフェ(CONG CAPHE)のヨーグルトコーヒーが美味しすぎる!
ブンチャー(Bún chả)
僕が一番好きなベトナム料理です。
一番好きなのですが、ホーチミンにはこのブンチャーがありません。
一部お店のメニューにはあっても、なんとなく味が違います。
だから僕はハノイにいった時には3食ブンチャーの時もあるほどです。
「ベトナム風つけ麺」と称されるブンチャー。
甘くてあっさりしたつけだれに、食べ応えのある豚肉・肉団子と野菜たち。
スライスされたパパイヤが良いアクセントになっていて、飽きることなくいくらでも食べ続けられます。
ぜひご賞味あれ。
ホーチミンに行くなら絶対に食べて欲しい僕のおすすめ3つ
Pizza 4P’s
ハノイの項目でも紹介したPizza 4P's。
ホーチミンのレタントン通りに本店があります。
ココナッツアイス
Kem Bạch Đằng(ケム バック ダン)というお店にあるココナッツアイスが最高に美味しいんです。
その見た目のインパクトと店名から、一部の間では「爆弾アイス」と言われているとかいないとか。
量は多いですが、果物がほとんどですので、パクパク一人で食べきれる量です。
観光客がほぼ必ず通る道(レロイ通り)に面しているので、歩き疲れた時にでも寄ってご賞味いただきたいです。
バインセオ(Bánh xèo)
「ベトナム風お好み焼き」と称されるバインセオ。
関西人は多分認めないと思いますが。
西洋では「ベトナム風クレープ」と呼ばれているそうです。
野菜やハーブを生地で包んで食べます。
ヘルシーで、お腹も膨れるお得な料理です。
通になりたい方のためのベトナム料理はこちら
コム(お弁当)
通になりたい方は、路地で「Cơm」という文字を探してみましょう。
そこはお弁当屋さん(イートインも可能)です。
15,000~50,000VND(75~250円)程度の値段で、
ライスプレートとスープをつけてくれます。
いろんな種類のおかずから、3種類ほど(もっと選ばせてくれるところもあります)を選び、それをお店のお母さんがプレートにのせてくれます。
とにかく安いのに量がたっぷり。
僕はよく、帰り道のお弁当屋さんでコムを買って帰って食べていました。
ゲテモノ系
東南アジアにはいわゆるゲテモノ料理があります。
ベトナムで有名なゲテモノ料理といえば、「犬」「カエル」「ホビロン(孵化前のアヒルの卵)」「ネズミ」などでしょうか。
犬は、ハノイの一部地域でしか食べられません。
ベトナム人の中でも「犬を食べる=グロい」という認識が広がっているらしく、犬を食べたというと引かれることもあります。
しかし、犬肉は結構美味なのです。
カエルは、提供している店は多いもののあまり美味しいとは思いません。
肉の部分が少なく、骨が多いからです。
だけど話のネタにはなるので一度はぜひ食べてみてください。
ホビロンはいろんな国でいろんな名前がある、有名なゲテモノ料理の代表格ですね。
ほんと、見た目がグロいだけでちゃんと美味しいです。
濃厚な鶏肉入りスープです。
勇気がある方はぜひ。
ネズミは都心部ではなかなか食べることができないそうです(僕もまだ食べれていません)。
ベトナム人曰く「都会のネズミは美味しくない。田舎のネズミの方が健康的だから美味しい」とのこと。
ベトナムバイク縦断など、地方にも行かれるかたはぜひ食べてみてください。
マントム
マントムとは、エビを潰して醗酵させた調味料です。
厚揚げや野菜などを、マントムにつけて食べます。
正直、かなり臭いです。
個人的にはにんにく以上に臭いので、デートでこれを食べに行くのはおすすめしません。
ただ、ベトナムではヌックマムと並ぶほどの定番調味料。
通になりたい人は必ず食べるべし。
ハイランズコーヒーのフリーズ類
写真左の飲み物です。
店内が綺麗でWiFiも安定しているので、僕はよくハイランズコーヒーというコーヒーショップに入ります。
そこにあるフリーズ系の飲み物がとっても美味しいんです。
49,000~65,000VND(250~300円少し)と、ベトナムの物価からすると少し高いですが、日本の感覚に戻すと安いですよね。
ハイランズに入るとほぼ毎回頼んでしまいます。
ゼリーが入った飲料で、甘い物好きはハマるはずです。
TocoTocoのミルクティー
ベトナム人の若者に人気のお店がTocoToco。
ベトナムの職場では、VietnammmというUberEats(食べ物の配送サービス)のようなサービスで3時のおやつを注文する文化があるのですが、その時の定番の一つがTocoTocoのミルクティーです。
味がとにかく豊富で、かつトッピングも多様なんです。
全国展開しています。
Thinker & Dreamer Coffeeと、THE COFFEE HOUSE
ベトナムの各分野のトレンドランキングを決める「WECHOICE AWARDS」という催しがあります。
そこで2017年度「若者のライフスタイル」の分野で1位になったカフェが「Thinker & Dreamer Coffee」。2位が「THE COFFEE HOUSE」です。
ベトナムでも若者を中心にインスタグラムが流行っていて、インスタ好きな人たちが好んでこれらのお店に行っている印象があります。
これらは「ベトナムの若者の心を掴む、おしゃれなカフェ」トップ2です。
ぜひ日本からの旅行者の皆さんも足を運んで見てください。
どちらも全国展開されています。
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今回は以上です。
定番から通モノまで、オススメのベトナム料理をご紹介しました。
ベトナム料理は日本人の口に合いやすいと言われています。
ぜひあなたのお気に入りを探しにベトナムへいらしてください。
読んでいただきありがとうございます!サポートは次回の執筆に役立てさせていただきます。 普段はTwitterでつぶやいています 👉https://twitter.com/sota_mikami