【Notion/Figma他】ツールを使った引越しプロジェクトの管理術
私ごとではありますが、先日まで住んでいたシェアハウスを卒業し、念願の都内一人暮らしをはじめました👏
引越しにあたってまとめていた思考ログや情報群を友人に見せたところ面白がってもらえたので、本記事でその追体験ができるよう綴りながら管理術をシェアします。
ぼかしを入れている情報も多いですが、面白がっていただけると幸いです。
Notionにて新規ページ作成
引越しは人生における重要なイベントであることは皆さんご存知の通りです。社会人として仕事をしながら、隙間時間を見つけての情報収集と意思決定の連続は立派な『週末プロジェクト』になります。
そのため、まずはNotionでプロジェクトを立てましょう。
そこに思考のログを書き残していきます。
・引越しをする理由は
・いつまでというDeadlineがあるかどうか
・引越し先を決めるにあたってのMust/Want条件は何か
・初期費用、また共益費込み家賃の予算幅はいくらか
このあたりをまず忘れないよう整理しておきます。
また、以降様々なツールを使っていきますが、基本的にそれら全てのリンクや情報、その時に調べたことはここで作ったNotionのページに記録していきます。
そうすることで、引越し関係の情報の全てがこのNotionにて一見化することができるのです。
スプレッドシートで物件比較
引越し先物件の要件が固まったので、SUUMOさんやホームズさん等で候補となる物件をリストアップします。
セレクトされたお洒落な部屋から探せるgoodroomさんやR-STOREさん、キッチンから不動産を探せるたのしいキッチンさんで探すのもおすすめです。
これらの間取り、また住所、最寄駅からの距離、気に入ったポイント、占有面積、初期費用情報などなど、自分が気になるポイントを全てメモします。入居可能日や内覧の可否なども、問い合わせをして記載します。
Notionにこれら情報をまとめることも可能ですが、一気に比較したいときはやはりこのようにスプレッドシートにまとめる方が便利です。
GoogleMapで生活イメージを掴む
上述でまとめた物件は、GoogleMapのマイマップ機能でまとめていきましょう。『物件候補』とでも名前をつけると良いでしょう。
※貼った写真のマップは適当なものです
地図上にプロットすることで、近所の駅やスーパーまでのルートのイメージが湧いたり、近所に高速道路や学校があるなどで環境音の懸念がないかなどのアタリを事前につけることができます。
この地図写真のスクショやリンクも同様にスプレッドシートに貼り付け、物件の比較検討を行います。
そこから厳選した物件のみを不動産屋さんに問い合わせ、実際に内覧予約をします。
Pinterestで好きな部屋のイメージを集める
内覧を予約して候補を見て回り終わるまでの間に、理想の部屋の妄想を膨らませます。
Pinterestで「インテリア / 部屋 / 一人暮らし / シンプル」などのキーワードを使いながら心惹かれる画像を集めていきます。
RoomClipと楽天Roomでより詳細な部屋のイメージを集める
RoomClipはインテリア特化のInstagramです。全国のユーザーさんが実際に住まれているお部屋の写真を詳細解説とともに載せてくださっています。
タグも充実しているので、自分のお気に入りのお部屋のイメージが見つかるはずです。
楽天Roomは、アイテムに特化したPinterestです。インテリア物以外のジャンルも充実しています。
ここでは各ユーザーさんがおすすめするアイテム(多くは実際に使っている物)をマイページにまとめていく仕様になっています。つまり、フィードから一つ気になるアイテムが見つかれば、それを投稿しているユーザーさんのページにいくことで当人が使っている他アイテムたちも見ることができます。部屋の具体イメージを一気に膨らませることができます。
Figmaで部屋のムードボードを作る。カラーを決める
PinterestやRoomClipで集めたお気に入りの部屋を全てスクショにとってFigmaに貼り付けます。
部屋のデザインの方向性を決めるべく、ムードボードとして検討します。
また、Fimgaの Image Palette というPluginを使うことで良い感じに写真からカラーを抽出できます。何かアイテムを選ぶときは基本的にこのカラーから選ぶようにすれば、部屋の雰囲気が保守できます。
Figmaでレイアウト確認&家具検討
※note用に適当に作ったレイアウトです
そんな妄想をしている間に、内覧が一通り終わって部屋の意思決定ができました。
決めた部屋は、採寸を丁寧に行います。そしてそれをFigmaにて図面起こしします。その後、特に部屋において大きな場所をとるベッドやデスクの候補のサイズも調べ、これもまたFigmaに起こします。
そしてこのようにいろいろ組み合わせを変えたり配置を変えたりして実際その部屋で生活するイメージを沸かせます。
Notionで引越しToDoの管理
部屋も決まっているので、もうあとは転居日に向けてライフライン関係の手続きをしたり引越し業者を探したりなど、引越し特有のToDoをこなしていかなくてはなりません。
Googleで必要タスクを調べ、Notionのカンバンにて管理します。
Notionで買い物リストの管理
引越しに関して必要な買い物リストをずらっと書き出します。その購入リンクや値段も添えておきます。
Whimsicalで部屋作りのロードマップ作成
Whimsicalというフローチャートやワイヤーフレームの描画ツールにて、部屋作りのロードマップを予め定義しておきます。
趣味を充実させたり、インテリアをおしゃれにすることを急ぎたくなりますが、それらアイテムが届く順番をコントロールして着実に前に進めていく方が好ましいと考えます。
自分にとって優先順位の高い順にステップを区切り、また各種ステップで行う項目も細分化しておきます。
Notionで領収書や精算書の保存
引越しに関わるお金のやりとりも完了しました。そこで受け取ったPDF資料はNotionに貼り付けておいてしまいます。
👏引越しプロジェクト完遂👏
いかがだったでしょうか。
完全に自己満足な記事でした。
個人的にはこの一連の流れで一層NotionとFigmaへの愛が深まった上に、Whimsicalという新規ツールを業務でも使い始めるきっかけになったのでよかったです(小並)
読んでいただきありがとうございます!サポートは次回の執筆に役立てさせていただきます。 普段はTwitterでつぶやいています 👉https://twitter.com/sota_mikami