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【転職誌】なぜ私は退職したのか

こんばんは、すっかり寒い季節ですね。
前回いくつか内定をいただけた話をしましたが、その前になぜ私が退職したのか整理しておこうかと。

前職での仕事

前職ではいわゆる大手企業でそれなりに活躍しつつ、周囲からも期待をかけていただいていました。

営業時代は面白い顧客を担当し、きっちりとブラックな働き方でスキルアップさせていただいたり
(気がついたら朝の5時半には会社近くの公園で仮眠しているとか笑)

全然畑の違う部署に異動し、会社の酸いも臭さも知ることができたり
(組織って変えられないと感じ始めたがまだ抵抗していた)

最先端のプロジェクトを任され、最後の上司や更に上の上司やメンバーにも恵まれました。しかし、自分のやりたい領域とは異なること、キャリアが見えなくなりつつありました。
(プロジェクトとは別件ですが、このタイミングでとある小さなキッカケで私が持っていた一筋の希望が絶望に代わる。その瞬間、心がポキっとなった)

前職が悪い会社だったのか?

なんか悪い書き方しましたが、総合的にはやはり良い会社だったとおもいます。
いろんな経験をさせていただけたことには間違いありません。一緒に働くメンバーにも恵まれていた自負があります。給料も良かったですし、社員を大事にしてくれる会社でもありました。

なぜ辞めたのか?

ではなぜ辞めたのか?
キッカケは上記のポキっと事案ですが、元々燻ってた理由は大きく3つです。

1. 自分のやりたい領域の仕事が見つかってしまったこと
2. 日本企業あるあるの転勤族だと、家族との乖離が生まれる。妻も共働きで2人の子育ては限界
3. そもそも飽き性の自分には1社でずっと働くことはモチベーションを維持できない

理由1:やりたい事したいのに、どうにもこうにもいかない

1.についていえば、私はIT・デジタルを活用した課題解決やビジネス構築の取り組みに興味を持ってしまったこと。前職では総合職採用でしたので様々な職務をこなしてゼネラリストになることを求められます。
もちろん制度としての職種変更制度はあり、限定職に就くこともできるのですが、
①社内圧力に巻き込まれ身動き取れなくなった(変更させてもらえなかった)
②そもそも、その会社のIT職種でなりたい姿をイメージできなかった

お前はもう・・・死んでいる。 by 北斗ケンシロウ

理由2:生殺与奪の権を取り戻す


2.についていえば、言わずもがな。しばらく単身で家族の元を離れた結果、やっぱり家族と一緒に過ごしたいと強く思った。地域職になることもできるが、仕事内容や給与ともに、モチベーションを維持することは難しいレベルに低下する。1.の方向性とも大きく乖離してしまう。
人事権に首根っこ抑えられてる感覚は昔から嫌だったのは事実。

生殺与奪の権を他人に握らせるな! by水柱 冨岡義勇

鬼滅の刃

理由3:飽き性な自分の衝動を止められなかった

3.はもはや単純に私の個性との戦いでした。
会社が変わらなければ状況も変わらない中で自ら動いていましたが、そんな性格なので徐々にモチベーションも低下していきました。
単純に常に新しいことをしたい飽き性な人間なので、仕方なかったのだろうとも思います。
辞めると決めた後に母親に電話したら「飽き性のあんたがよく十数年も同じ会社で働いたじゃないの」と言われました。よくわかってるな〜母は偉大だな〜と感慨深くなりました。笑

俺の敵は だいたい俺です
自分の”宇宙へ行きたい”っていう夢を
さんざん邪魔して足を引っぱり続けたのは
結局 俺でした
他に敵はいません
  by 南波 六太

宇宙兄弟

総じて

あるある話ばかりでしたが、単純に転職したい想いが、差し引きでまさってしまっただけです。
辞める時に関わっていたメンバーや上司には、中途半端で申し訳ない想いしかなかったです。
上司に至っては、”退職者は裏切り者”の組織風土の中で、私に何のストレスも感じさせず諸々の調整もし、送り出してくれました。
おそらく二度とお家に足を向けて寝れないでしょう。

人生で最も重要なことを教えてくれた

最後に、飽き性でモチベーション低下傾向だった私が前職に留まっていた理由が、社内のある方への尊敬の気持ちがありました。その人がいる内はやめずに頑張ろうと。
しかし、上記で書いた、心をポキっとしてくれたのもその方でした。
そこから私が学んだことは、

相手への期待や感情で、自分の判断を狭まらせない。持ち込まない。自分と他人は別問題。

ということを学びました。
これは本当に重要だと思い、これからは自分の信念と直感とほんの少しの理性に従って生きていきたいと思います。

#転職理由
#私が退職した理由


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