広告を活用する時に検証すべき事とは?
株式会社 電通が出している電通報で
2020年の日本の広告費についての
調査結果が発表されている。
2020年といえば新型コロナの影響
を受けた年だ。
その調査によれば2020年(1~12月)における
日本の総広告費は、6兆1594億円。
2011年の東日本大震災以来、
8年連続で成長を続けてきだが
9年ぶりのマイナス成長となった。
前年比88.8%と、その下げ幅は
リーマンショックの影響があった
2009年(前年比88.5%)に次ぐ数字らしい。
総広告費におけるそれぞれの構成比は、
マスコミ4媒体が36.6%、
インターネットが36.2%、
プロモーションメディアが27.2%。
注目すべきは広告費は
マスコミ4媒体が前年比86.4%、
プロモーションメディアが
前年比75.4%と減少した一方、
インターネットは前年比105.9%で
増加となっている。
これからもインターネット広告を
中心として広告はビジネスでは
大切なものになる。
でも、どんな会社でも広告をすれば
結果が出る訳ではない。
先日の話。
東京でお客様と
事業計画を立てていた。
普通に経営をしていたら
赤字になってしまう状況だったので、
私は固定費の見直しを提案した。
固定費のバランスが悪く、
特に広告宣伝費が多い。
『この広告費は本当に必要ですか?』
と聞くと、社長は
『広告がなければ売上が立たず、
広告費を削ることで売上が下がるのが
怖いんです』
とおっしゃっていた。
私は今まで多くの会社を見てきて、
広告費が多くて赤字になっていた会社が
何社もあった。
そこで、私は
このような提案をしたことがある。
『広告費を極限まで削ってください。売上はさほど下がらないと思います』
1年後、社長が私にこう言った。
『菅原さんのいう通りでした。売上は下がらずに利益が増えました!』
広告費の費用対効果を検証している
中小企業はほとんどなくて、
広告によって売上が上がっていると
錯覚しているケースが非常に多い。
仮に売上が多少上がっていても、
広告費によって利益はほとんど
出てなかったりもする。
業種にもよるだろうけど、
今の時代、これからの時代は
広告費にお金はかけるべきではない。
今、人が一番見る媒体はSNSなので、
SNS広告を使えば費用は安く済む。
もっというと、SNSを使いこなせば
広告なんて使わなくても済んだりする。
もちろん広告費をかけて
めっちゃ、利益を出している会社もある。
私のお客様でも広告戦略の天才と言える
経営者もいる。
でもそのような人たちは、
いくら広告費をかけたら
いくら利益が出るかを分かった上で
広告費に投資している。
結局、広告費って費用対効果を
ちゃんと検証している会社は効果的で、
検証できてない会社は広告費で
赤字を作っている。
でも多くの人はそこに気づいていない。
広告費は費用対効果を必ず検証すること。
検証できない広告費は使わない。
これが鉄則である。
法律・制度を駆使した資金調達の専門家
SMGグループ CEO 菅原由一
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