結論を知り、その後に原因や理由を探るべき
今日は結論を知り、その後に原因や理由を探るべきについてです。
【結論を知り、その後に原因や理由を探るべき】
作成 中小企業診断士 竹内幸次
例えば、中小企業のホームページ等のSEO成果
をGoogle Search Consoleで確認する際に、初期表示画面にはサマリー(要約)として検索パフォーマンスの合計クリック数のみが表示される。この合計クリック数はいわばSEO成果の結論と言える。経営全般の視点だと収益を結論(KGI)にするが、SEOという領域での結論だと合計クリック数がKGIになる。
この結論を見て、まずは傾向を知る。
山の頂上と谷の一定の傾向があるのかを見る。例えば、曜日の関係、上旬や下旬の関係等。
その後、細部を見る。
Google Search Consoleなら検索パフォーマンスの4大指標(合計クリック数、合計表示回数、平均CTR、平均掲載順位)を見る。これで合計クリック数の変化の理由が分かる。掲載順位が低ければクリック数は減るし、時代に合わない情報を発信しても表示回数は増えない。
まずは結論、それから細部を見る。
当たり前のことではあるが、中小企業の現場では知る必要もない細部に拘ってしまっている例もある。注意したい。
スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。
2024年3月21日に中小企業講演「デジタルリスク」を川崎市産業振興財団/新分野・新技術支援研究会「ITツール・Webツール研究会」④で行います。
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