50代からの登録養成課程 後継者不在からのM&A増について
私は現在、中小企業診断士を目指し、1次試験合格後は登録養成課程に通ってリスキリングを目指すべく、リカレント教育の環境で研鑽を重ねています。
本日は後継者不在を起因としたM&Aについて、思ったことを書きとめます。
増加する後継者不在の中小企業
ここ最近の高齢化も重なり、後継者がいないため、事業継続の方法としてのM&Aも増えている傾向です。
今の社長が長年続けてきたからこその成長はあったでしょうが、高齢化し、次の事業継続の体制が見えないと、その企業は
・倒産
・廃業
・解散
へと、一気に進み、従業員や取引先、社会全体にとっても大きな痛手となります。
この、高齢化と後継者不足は日本の構造的な課題でもあるので、国としての対策は急務です。対策を待ちつつ中小企業を取り巻く当面の対処療法的な対策としては
・親族ではない従業員を、後継とする
・M&Aによる承継で経営や株主としてEXITする
があげられます。
特に最近は後者のM&Aによる承継も増えているデータが出ています。しかしながらM&Aの世間的なイメージは良くなかったり、また事実としてトラブルもあり、躊躇している企業も多そうです。
期待される国のセーフティネット構築
中小企業のM&Aにおいては、例えば国の整備ルールにより、事業承継士やその資格を持った中小企業診断士が何か必ず審査などに関与する仕組みで健全化と利用のしやすさが保たれれば、事業承継におけるM&Aの活用もより推進されるのかなと、制度の整備に期待したいところです。
まだ課題のあるM&A界隈ですが、M&A関連に携わる形で中小企業診断士として社会貢献することは私の取り組みたい領域の1つでもあります。
そのためにも現在の登録養成課程での資格取得の学びに加えて、財務や法務のスキル、ヒューマン・スキル、M&A実務ならではのスキルを体得していこうと思います。
儲かる、儲からないの前にまずはこの分野で頭角を出し、専門家からもクライアントからも信頼ができる人材にまずは、ならないとですね。
最後までご覧くださりありがとうございました
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