50代からの登録養成課程 資格試験本番直前の模試は宝の山
私は現在、サラリーマンを25年以上続け、50歳を目前にキャリア自律をするべく、中小企業診断士になることを目指し、1次試験合格後の現在、登録養成課程に通学をしています。
私が受験した中小企業診断士の1次試験の日程まであと2か月と迫ってきました。私自身、独学だったからこそなのかもしれませんが、資格スクール開催の「模試」を十二分に活用したからこそ、合格できたと思っています。
そこで今回は資格試験本番直前の模試の効能について書き留めます。
もしも模試を受けたら
模試を受けることはやはり、大きなメリットがあるので、その時期は「緊急度」を挙げて取り組んだほうが良いt思います。
模擬試験を受けない、受けるメリットいが無いという方が挙げる理由は
・自分のやるべき勉強や残課題に集中したい
・時間がもったいない
・所詮、模試は模試。本番でできなければ意味が無い
・今更新しい論点を増やしたくない
・難易度が本番と異なり自信もつかない
等があげられます。
確かに、年に1回の国家試験を受けるときには、あれこれと手を出さずに、自分が取り組むと決めたテキストを繰り返し説くのが合格への定石ですので模試の開催に振り回されずに自分のプラン通りに実施することも一理あります。
しかし、模試を受けたら、以下のメリットが受けられます。
・初見の問題を本番と似た環境で解ける
・本番と同じスケジュールでアウトプット、試験前の準備ができる
・過去問には無い、最新の動向を踏まえた設問に出会える
・自分の知らない内容について、解説も手に入る
・少し難しいため、本試験が易しく感じる錯覚を手に入れられる
・自分の間違えた問題が他の人がどれくらいできているか知れる
・失敗やケアレスミスを直前で実体験できる
などです。もうこれ、宝の山としかいいようがないですね。。。
単純に試験を時間をかけて受けるというだけでなく、様々な失敗や試験に向けた行動面やメンタル面の確認もでき、新しい法律や制度に基づいた設問と解説も手に入る模試は絶対に活用をすべきだと思います。
自宅受験形式で図書館の自習室などでやってみるのも良いと思います。
模試で学んだこと、新しい気づきについては、『ファイナルペーパ』などに書いて試験本番に持っていくと良いと思います。
1年に一度の国家試験、模試を受ける時間を確保することを前提に、他の勉強を計画的に実施することが確実な勝利を手繰り寄せることになると思います。
模試は良い点をとって安心することができるにこしたことはないですが、基本は「今間違って良かった!(次は間違えない)」、「この設問の内容は知らなかった」など、小さな失敗や気づきをたくさん行い、自分の準備状況とのギャップを認識し、本番前までの時間を見ながら、軌道修正をしていくために模試は活用するものと思っています。
ただ試験を受けるだけではもったいないです。
何でも学び取る、失敗やケアレスミスを知るスタンスで、試験結果のみに一喜一憂せずに行動や心理状態も振り返られれば模試から多くを学び取れるはずです。
最高のメンタル状態で試験当日を迎えることを心より祈念しております。
最後までご覧くださりありがとうございました。
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