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50代からの登録養成課程 ブームに乗った立場から感じる国内キャンプ市場

 先月から、土日開講の社会人大学院で中小企業診断士の登録養成課程に通学していると、ゴールデンウィークのような祝日はゆっくり課題に向き合ったり読書をしたり、家族とでかけたりしたいと思う一方で、家の整理などもするチャンスということで、自宅の物置に長らく置きっぱなしであったキャンプ用品やレジャー用品の整理(処分)をしました。
  今回は私自身、約10年前にはじめたアウトドアレジャーとしてのキャンプについての現在の私自身の所感を書き留めます。

キャンプをはじめたきっかけ

 子供が小さかったこともあり、日帰りでいろいろ遊ぶだけでなく、キャンプ場で自然の中で寝食をする醍醐味を子供たちと一緒に味わいたいという思いでテントなども購入して家族でいったり、幼稚園つながりのご家族と行ったりとしていました。キャンプ場の予約をとり、車に荷物を詰め込んで子供たちとでかけることはとても楽しかったです。

 この時期は私の体感では、スポーツ用品店でもアウトドアの取り扱いが増えて、またコールマンやLogosの他にもスノーピークをはじめいろんな「おしゃれ」な製品が出て、「キャンプ女子」のような特集もあって、家族や女子だけでいくなどで世の中全体的に盛り上がっていた時期だと思います。

キャンプをしなくなった経緯

 子供たちが大きくなるにつれて、習い事、受験、部活&学校行事などで予定も合わなくなったこと、また世の中でグランピングがブームになり、その流れでグランピング施設を利用すると、ちょっと値段は高いけど、テントの準備、設営、片付けが無いことの快適さからテントを使うことが減りました。
 もともとヘビーユーザでない人が、グランピングを利用すると、楽さは手に入るのですが、値段的には他のホテル宿泊と対して変わらないため、かつてテント持参でキャンプに行っていた回数程、値段の面でもテントきゃんぴうと同じ頻度では行かなくなりました。

 その後、コロナ禍になり、「密」ではなく楽しめるキャンプに注目が集まりました。マクロ環境としては、「国内のアウトドア用品・施設・レンタル市場」は2020年には4000億円弱の市場規模が、2021年には4440億円、その後も以下の、矢野経済研究所発表の市場規模予測を見ると増加傾向で推移しているようです。

矢野経済研究所発表資料


ただ、自分の体感ではそのためにキャンプを始めたり再開をした人はあまり周りには見受けられなかったです。
 これは自分の生活がリモート主体になったり、資格試験の勉強であまりキャンプ用品のお店などに行かなかったりで情報がないだけなのかもしれませんが。


今後キャンプを再開するか?

 世の中的にはまだ伸びている市場です。また、私としても
・シニア向けのキャンプ
・ソロキャンプ
・冬のキャンプ
などのカテゴリが、今後、該当してくるし、それに見合った
設備や施設、キャンプのスタイルがあるのかなと思っております。

 家族向けキャンプやグランピングの市場からは最近接点が少なくなってきた私ですが、いわゆる、キャンプにはまた行きたいです。
 今回、4人用のテントは処分してしまいましたが、他の道具はまだ残っていますので、まずは練習がてら(?)早めに再開できればと思っています。 特にこれまで冬キャンプをしたことがなかったので、薪ストーブなどを持参しての冬キャンプにも挑戦したいです。
 市場レポートでよく記載される「コロナ禍程の伸びはないが、キャンプ需要は底堅く、堅調に推移していく」を体現する一人かなと思います。
 
最後までご覧くださりありがとうございました。

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