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50代からの登録養成課程 親の扶養について考えてみた

 サラリーマン生活を25年以上続け、自分も50代となった時、当然ながら親も同じように歳を重ね、今は年金生活です。今後のことを考えて、サラリーマン世帯の私が親を扶養にいれたほうが良いのか?ということをたまに考えるものの、さして深く調べるには至ってないので、今回はマイナビニュースの記事で学びながら、自分としてどうふるまうべきか書き留めます。
 私自身は中小企業診断士を目指して、現在、登録養成課程に通っていますが、将来中小企業診断士として経営者と対話をした際に、例えば高齢の経営者や私と同じ50代で同じような境遇の方ともこのような話もでるかもしれないですし、自分がモヤっと思っていることはなるべくネットや書籍などで知識を補強していくクセをつけていきたいと思っています。

親を扶養に入れるメリット

 前置きが長くなりましたが、本題の扶養についてです。
 現在、私は子供を当然の如く扶養に入れていますが、あまりよくわかっていないです。
 両親についても今後の健康や年金生活がどうなるかわからないので、子供が親を扶養に入れるケースがあるとは聞いていますが、これには「税法上の扶養」「社会保険上の扶養」と考えが二つあるらしいですが、もうその時点で「税法上って?」「社会保険上って?」となって、これまでは思考が止まっていました。

まず税法上ですが、「税法上の扶養」とは、主に家計を主に支えてる人の所得税や住民税の控除のことだそうです。
主な条件は
  ・配偶者以外の親族
  ・納税者と生計を一にしている
  ・年間の合計所得金額が48万円以下
  などがあるようです。

また、「社会保険上の扶養」とは主に家計を支えている人の勤めている先の健康保険や、厚生年金の「被扶養者」になることだそうです。
 要は被扶養者は自身で健康保険料などの社会保険料を納めなくてよくなることが社会保険上の扶養となります。
 主な条件は
  ・収入:年間130万円未満(60歳以上:180万円未満)
  ・国内に居住(住民票の存在)
  ・扶養者に生計を維持してもらっている
です。また、扶養家族になれる続柄にも配偶者、および扶養者の3親等内の親族と制限がります。そのうえで同居必須となる条件もあるようです。
 また、75歳の誕生日を迎えた時点で後期高齢者医療保険制度に加入必須となるため、75歳未満が対象で75歳以上は社会保険上の扶養の対象外です。

上記のような制限はありますが、親を扶養にいれると扶養者、親ともにお金の負担軽減という金銭的なメリットになります。

扶養にいれて生じるデメリット

 親を扶養するためには、仕送りを送るか、同居をするかが求められるのでこれからの人は上記の負担が増えることになります。また高額医療制度の自己負担があがる可能性もあるようです。
 上記の負担軽減とのバランスにもより、それは個々の環境に基づいた判断でどちらが良い悪いは無いと思います。
 金銭的な損得勘定ではなく、親にとってどの形式が心理的安全性が高いのかを探りながら、自分の状況を踏まえて最適な解を見つけていく必要がありそうです。
 最後までご覧くださりありがとうございました。

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