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50代からの登録養成課程 1次試験勉強の天王山だった1年前のGWを振り返る

 先々の時間の使い方を大きく左右するイベントの1つに国家試験の合否があります。1年に1回しか試験がない資格であると、合否によってその後の時間の使い方が変わってきます。
 私も1年前のゴールデンウィークは1次試験の残り科目の突破に向けてまとまった時間がとれる最後の期間として、「中小企業診断士の1次試験の天王山」と位置付けて、家族に迷惑をかけつつも、GWの多くの時間を学習にあてたのを記憶しています。
 今日は中小企業診断士の1次試験に向けたGWを天王山と位置付けた意義と対策について私なりの意見を書き留めます。

GW期間中の1次試験対策としての時間の活用

 まず経営法務です。これは新しい施行などにより過去問の編集にも時間がかかるようで、毎年GWを迎える少し前の時期に、最新年度の『過去問マスター(経営法務)』が発刊されます。発刊と同時に購入し、GW前に1周済ませておくぐらいが良いです。
 ただし、この経営法務ですが、過去マスは名前のとおり、過去の問題だけですので、今夏の試験範囲になっている、新しく施行された法律についての問題や、重要論点と言われながらいまだ出題がされていないような問題は当然ながら過去問マスターには載っていないです。
 そこで資格学校の模試や直前対策講座をどうするか考えると良いと思いますし、少なくとも経営法務については、資格学校の模試は受けた方が良いと思います。
 GWの前半(4月)は
 ・過去問マスターを受験科目数×2周は実施する 
 ・LECのステップアップ模擬試験を受け、振り返りを実施
 ・4月末発売された「企業診断」(同友館)を熟読し、記載の問題を解く
 ・過去問で間違える部分はファイナルペーパ的にノートにまとめる
などをしていました。
 過去問マスターを試験までに7周はやろうとおもったら、残り時間を考えると、GW終了までに2周から3周は進めておいた方が良いです。その後もTACの模試やLECのファイナル模試など控えていますし、数か月後にどうせ忘れているかも、、、というリスクが頭によぎりますが、それでも、過去問マスターは常にグイグイと進めていくぐらいがちょうどよいです。

GWは中小企業診断士1次試験の天王山

8月の上旬に試験がある中小企業診断士であるため、GWは
1)GW後は7月下旬まで祝日が無い、最後のまとまった休み
2)ちょうど試験の3か月前
3)予備校の模試や直前対策講座が多く始まる(時間がとれない)
4)遊んだり気を抜ける時期。「明日頑張ればよい」と思える大型連休

であることから、GWの頑張り次第では、合格を大きく手繰り寄せることもできれば、自ら引き離してしまうことにもなりかねない、非常に大事な時期と思ってください。
 私は大げさでもなく、1次試験合格をした時に、「GWあれだけがんばったもんなぁ」と感慨に耽りました。
 それぐらい、GWに勉強をやりきった思い出になるくらいになると、その先の勉強の「集中力」「勉強時間」が加速度的に向上します。
 GWに自分への甘さを捨てて、スキマ時間でもまとまった時間でもとにかく、勉強することを意識し、行動をすると良いと思います。

 良いGWを迎えるためには今週末に必要なものをそろえたり、勉強の計画、休憩の計画を立てるなどして、勉強まみれのGWを過ごして自信になればと思っています。

 私は1年前には考えられなかった養成課程の課題にいま、追われています。養成課程で学べることを幸せに思えるのも、1年前のGWに1次試験対策をしていた時に「来年の今頃は1次試験対策ではなく、養成課程の授業で頭を悩ませていられるようになっていよう!」と心に決めていました。
 この試験は合格までに何段階かあり、いくつかのSTEPやルートに分かれています。
 自分の思い描くSTEPで合格まで辿り着けるよう共にがんばりましょう。

 最後までご覧くださりありがとうございました。


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