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50歳からの中小企業診断士 1次試験の取組方針(2年目_3科目)

中小企業診断士の一次試験、ストレート合格はできませんでしたが、1次試験を確実に突破するために、残り3科目を以下のように取り組みました。

 尚、私は中小企業診断士の資格取得に向けた2年目のプロセスについて、多くの方と恐らく前提が少し違うと思っております。それは、
『1次試験合格後、2次試験より登録養成課程に通学して取得したい』
とこの時点で思っていました。
 

2年目の残り科目(3科目)にむけた基本方針

 勉強計画に、二次試験を見据えた先取り対策は一切入れない。
とにかく『まずは1次試験合格に合格すること』を最優先の前提とし、以下の方針を通年で意識していました。

(方針)
1:Hello 「過去問マスター」、Goodbye「スピテキ/スピ問」
2:苦手分野を得意分野に
3:質より量。誰もができることを、誰も真似できないくらい繰り返す
4:『企業診断』ノススメ 


次に、この方針に至った理由です。 
 1:Hello 「過去問マスター」、Goodbye「スピテキ/スピ問」
スピードテキストは過去問からの抽出だけではない、ということを割と最近まで知りませんでした。1年目よりも多くの問題に触れ、アウトプットの量を増やしたく、同友館『過去問マスター』に問題集を変えました。経済も企業経営も冊子が分厚く、改めて1年目の勉強量、アウトプットに要したボリュームがが少なかったことを実感しました。

続いて、2つ目の方針
 2:苦手分野を得意分野に
これは、単なる理想論、と片付けることもできたのですが、私は、今後も多年度受験になるかもしれないと、根拠はないですが一旦は覚悟を決めました。そこを出発点に考えると、やはり、苦手分野は作っておきたくなかったのと、今回の不合格した科目をもう1年、勉強することを許される権利を与えられたと解釈をしました。この1年で本質的な実力を身に着け、いつでも60点をとれる科目として、経済学にターゲットを当てました。当該科目は毎年の法改正やトレンドの設問も少なく、暗記よりも理論が必要とされるので、まずは、この科目を得意科目にしたいと思いました。中小企業診断士以外の映像やテキストにも目を通し、本質的な理解にむけて理解することをとにかく意識して取り組みました。

続いて、3つ目の方針
 3:質より量。誰もができることを、誰も真似できないくらい繰り返す
決して量だけとは思っておらず、質も高いと思っておりますが、同友館『過去問マスター』のタイトルで、各科目の最新版が書店に並ぶと購入をしました。『過去問マスター』の徹底的に実施しました。尚、私の言う「徹底的に実施」というのは、少なくとも、自らペースを調整し、全問題について、7周取り組みました。正誤の結果と日付を書き込み、解けなかった問題のページに付箋紙を貼っていきました。だんだんと付箋紙の位置を変えたり、新たに付箋を貼る回数が周回を経ることで加速度的に減ったのを覚えています。

最後に、4つ目の方針
 4:『企業診断』ノススメ
です。これは前回の投稿にも記載しましたが、1次試験、2次試験に特化した勉強コンテンツが本当に多く揃っています。様々な業務に取り組む診断士が毎号特集掲載されておりますので、筆記試験対策のみならず、養成課程の学びにむけた診断士像の醸成にも役立ちました。雑誌購読を通じて中小企業診断士の方々の仕事に取り組む姿勢やその魅力に改めて気づかされます。

次回の投稿からは各科目の2年目の取組について述べようと思います。

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