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スマートスーツの商標について

「スマートスーツ」は2011年に商標を取得しています。

iPhoneが発売されたのが2008年(当社の創業年)で、その後、アンドロイド端末が発売され、電話以外にもインターネットが使える情報端末のことを”スマートフォン”と呼ぶようになりました。”スマホ”と略されるようになったのは、相当程度普及した2013年ごろからでしょうか?

スマホ以外にも、スマート●●(家電とか、ウォッチとか、テレビとか・・・)が続々と世の中に登場しました。

そのような場合、「スマート」(smart)とは、”賢い”とか”高性能”とか、”ハイテク”なという意味で使われることが多いのですが、行動や身のこなしなどが、洗練され、きびきびとしている様子とか、服などの着こなしが気が利いている様子とか、スラリとして格好が良いといった意味もあります。

スマートスーツを開発している、当社の社名は「スマートサポート」です。最新のテクノロジー(ハイテク)を用いて、人の働き、作業、動作などを、さりげなく支えていこう。という意味でスマートと名づけました。

アシストスーツを開発していますが、ものものしい装置ではなく、つけていることを感じさせない。身体と馴染み、一体化したアシスト機器を開発したいと思っています。

今、スマートスーツは商標を出願しても登録になることはないでしょう。それだけ”スマート”という形容詞が一般的なものになりました。

こうして名称を語れるだけのビジョンとヒストリが私たちにはあるのです。

しかし、より人に負担をかけずに、物々しい外観ではなく、技術を感じさせないものにしたおかげでなかなか普及には時間がかかっています。

”スマート●●”が流行り出した2010年代からは、ロボットや情報端末が人工知能によって制御されるようになってきました。やがて、”シンギュラリティ(技術的特異点)”を迎えると言われています。シンギュラリティとは人工知能が人間の知能を超える時を指します。その後の世界観は誰も想像することができません。

人がAIに支配されるのでしょうか?

そんな時代にあっても、人の暮らしは粛々と行われているでしょう。働くこと、働けることが喜びであって、知能や肉体をアシストする時代が来ると考えています。

人が怪我をしないよう、適切な労働負荷にする。仕事による適度な疲労が達成感や充実感を感じさせる。そんな喜びは無くならないと思っています。そして年齢を感じさせないエイジフリーの時代もまた近くやってくるでしょう。

私たちは、いつまでもスマートにみなさんの暮らしに寄り添っていければと願っています。