健康経営には軽労化ナビ

アシストスーツの「スマートスーツ」を開発している札幌の企業(北海道大学認定ベンチャー)…

健康経営には軽労化ナビ

アシストスーツの「スマートスーツ」を開発している札幌の企業(北海道大学認定ベンチャー)です。 軽労化という概念で、いつまでも元気にはたらく人を応援します。 https://smartsupport.co.jp https://smartsuit.org

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  • スマートスーツに関する記事

    スマートサポート社が開発した軽労化をコンセプトにしたアシストスーツ「スマートスーツ」に関する記事をまとめています。

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腰痛を予防するには体幹力強化!

腰痛は人類の8割が経験する疾患です。 特に中高年からの発症が多いようです。 重たいものを持ったり、中腰姿勢を長い時間続けることで腰に負担がかかるような作業をすることで腰痛は発症しやすいのですが、長時間座っていたり、立ち仕事でも腰痛は発症します。時には、寝ていても腰痛発症することがあります。 つまり、腰痛はいつ発症するかわからない疾患です。 ある日、突然、襲いかかってきます。 腰痛になりやすい作業は、意識的に対処することができます。例えば、重たいものを持つときも、なるべく

    • 中途採用が増え、JTCのメンバーシップ雇用が終わる。労働市場で高く評価されるためには。

      今朝の日経新聞の記事から。 日経新聞の調査によると「中途採用5割迫る、24年度「新卒中心」転換点」とのことです。 #日経COMEMO #NIKKEI 日本型伝統的企業(JTC)は、高度経済成長を支えた「年功序列」、「終身雇用」軸としたメンバーシップ型の雇用戦略をとってきました。しかし、記事のように能力、技術がある中途採用者を積極的に採用するジョブ型採用が今後も増加するならば、メンバーシップ型の雇用体型は崩壊する可能性が大きくなります。 メンバーシップ型は、新卒者を一括採

      • 働き方による企業の分類。ホワイト、ブラック、プラチナ、モーレツ、そしてJTC?!

        昨日(2024年4月4日)の日経新聞の記事から。 新年度になり新入社員も入ってきたことから、働き方に関して考察している記事も多く見られます。 #日経COMEMO #NIKKEI これまでの日本企業の雇用は、新卒一斉採用、終身雇用、年功序列のいわゆる”メンバーシップ型”でしたが、最近は、仕事を規定する”ジョブ型”も増えているようです。 一方で、JTC(Japanese Traditional Company)のことで、昭和の日本の会社のマネジメントに固執している時代遅れの

        • 社員の健康増進に補助金

          #日経COMEMO #NIKKEI 先日の日本経済新聞の朝刊に、厚生労働省が中小企業向けに、転倒や腰痛といった労働災害を予防するために社員の健康増進に補助金を新設するとの記事がありました。 新聞これは従来からある、エイジフレンドリー事業から年齢制限を撤廃し、高齢者に限らず、全年代に適用するようです。これまでのエイジフレンドリー事業は60歳以上の労働者を雇用する中小企業が対象でした。 当社が開発、販売しているスマートスーツもこの事業によって第三者認定を受けていますが、スマ

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        • スマートスーツに関する記事
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        記事

          軽労化トレーナの指導による従業員の作業パフォーマンスの向上

          「軽労化ナビ」のサービスでは、スポーツクラブでインストラクター経験者やパーソナルトレーナーが「軽労化トレーナー」として企業を訪問しています。 軽労化トレーナーは、「軽労化ナビ」の体幹力チェックを実施し、その結果から従業員の体力的な弱点を見出し、ストレッチや体操、筋トレなど、その人の体力レベルに合わせたトレーニングメニューを提案します。それらのトレーニングメニューは、動画で見ることができますので自宅での毎日の体力づくりに役立ちます。 体幹力チェックは月に1度、定期的に行うこ

          軽労化トレーナの指導による従業員の作業パフォーマンスの向上

          可視化できない従業員の健康コスト

          先日、経済産業省から2024年の「健康経営」優良法人の認定発表があり、認定各社からプレスリリースがありました。今年は大企業部門に2,988法人、中小企業部門に16,733法人が認定されています。 経済産業省ヘルスケア産業課が令和4年6月に発表した「健康経営の推進」についてという資料では下記のように示されています。 「健康経営」とは、従業員等の健康保持・増進の取り組みが将来的に収益等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実施すること。 健康

          可視化できない従業員の健康コスト

          腰部負荷計測を承ります。

          当社では、「軽労化ナビ」というサービスを試験的にローンチしています。 「軽労化」とは、当社の技術やサービス開発の軸になるコンセプトです。 新ためてご紹介します。 身体にかかる負担を軽減することを目的に現場の作業は、日々改善されています。以前は人がやっていた作業を全て機械化、ロボット化してしまったという現場も多いと思います。 一方で、どうしても「人の手」でなければならない現場も多くあるでしょう。そのような現場は、作業者の経験や勘などが強く働くとか、機械化しても費用対効果が

          腰部負荷計測を承ります。

          職場の腰ストレス度の測定をやっています。

          転倒による怪我と腰痛は労災の中でも頻度が高いと言われています。特に、加齢によって体力が低下しつつある50歳代以上に多く見られる労災です。 腰痛を予防するための取り組みは、多くの作業現場ですでに実施されていると思います。現場作業でまず取り組むべきは下記の2点かと思います。 作業姿勢の改善 腰へのストレスは中腰状態でもっとも大きくなります。中腰にならないように作業台の高さを調整することは最も有効な手段になります。また、作業台の高さを変えても身長の高い人は中腰姿勢で仕事をするこ

          職場の腰ストレス度の測定をやっています。

          上向き作業時の腕のアシストについて

          内装工事で天井を張ったり、天井クロスを貼り付けたりする方や、天井照明を取り付ける電気工事屋さん、りんごなどの果樹を収穫する農業者の方々が悩まれるのが上向き作業時の肩や腕にかかる負担です。 特に、四十肩、五十肩に悩まれる方は、そもそも肩が上がらないとか、上げた状態を保持するのがキツいと言われます。肩が上がらないとそもそも仕事にもならないので大変お困りのようです。 筆者も長らく五十肩に悩まされてきたので、その辛さはよくわかります。整形外科でレントゲンを撮って、痛み止めの注射を

          上向き作業時の腕のアシストについて

          スマートスーツの導入動機

          アシストスーツの機能としては、大きく増力化と軽労化に分類することができます。これらは当然、導入目的が異なります。 増力化は文字通り、自分の筋力や持久力などのレベルを高めることです。できないことをできるようにすることが目的となります。 一方、軽労化は、作業(動作)によって身体にかかる負担や疲労を軽減することを目的としています。 しかし、アシストスーツのイメージとして増力化の方がわかりやすいし、インパクトもあるので、本来、軽労化を目的としていたものが、増力化と混同してしまうと

          スマートスーツの導入動機

          スマートスーツで腰痛不安をなくそう

          この10年、アシストスーツは世界中で開発されていますが、目的や用途について、当社を含む、各メーカや販売店がその選び方をユーザにしっかりとお伝えできていないように思います。 私たちが開発するスマートスーツは軽労化を目的にしています。軽労化とは、作業によって身体にかかる負担と疲労を軽減して、腰痛等の疾病を予防することであり、作業をするという身体に対する運動刺激によって、体力を維持・増進するというものです。これは、「できないことはできない(でも、楽にする)」技術です。 一方で、

          スマートスーツで腰痛不安をなくそう

          こんなところにも「軽労化」

          私たちが製品やサービスの開発コンセプトとしている「軽労化」(商標は当社が所有しています。)ですが、このnoteでも何度もご紹介していますが、念押しで、あらためてご説明します。 ご理解いただけていますでしょうか? 私たちの製品である「スマートスーツ」は中高年の労働災害で最も多いと言われている"腰痛"を対象としてますので、疾病リスクの軽減とか書いていますが、実は、作業(動作)にかかる負担を減らす工夫がされている商品はたくさんあります。 例えば、今では自動車に当たり前に装備さ

          こんなところにも「軽労化」

          スマートスーツの購入方法

          スマートスーツに限らず、アシストスーツを入手しようとしても、どこで買えるのかわからないと思っている方も多いと思います。 また、アシストスーツを買ったものの、結局、使わずに倉庫に眠っているという方も多いと思います。 当社のスマートスーツをご購入される方の多くは企業ですから、購買担当者や労務管理者など実需者に近い方から会社に直接、電話やメールでお問い合わせくださる方がほとんどです。大企業の場合には商社を通じてお問い合わせをいただくこともあります。 当社ではお問い合わせをいた

          スマートスーツの購入方法

          スマートスーツの商標について

          「スマートスーツ」は2011年に商標を取得しています。 iPhoneが発売されたのが2008年(当社の創業年)で、その後、アンドロイド端末が発売され、電話以外にもインターネットが使える情報端末のことを”スマートフォン”と呼ぶようになりました。”スマホ”と略されるようになったのは、相当程度普及した2013年ごろからでしょうか? スマホ以外にも、スマート●●(家電とか、ウォッチとか、テレビとか・・・)が続々と世の中に登場しました。 そのような場合、「スマート」(smart)

          スマートスーツの商標について

          スマートスーツの効果の実証について

          ご安心ください。 スマートスーツの軽労化効果はさまざまな手法によって実証されています。 多様な作業現場でスマートスーツを導入する際に、実施者から効果の実証を求められることがしばしばあります。 私たちは創業以来、あらゆるところで何度も何度も実証実験をやってきました。そのたびに、スマートスーツの腰部負担を軽減する効果、軽労化効果を実証してきています。 われわれは大学発ベンチャーですので、スマートスーツの開発や設計の際には、北海道大学で何度も実験を重ねています。その成果を活用し

          スマートスーツの効果の実証について

          スマートスーツを試す

          スマートスーツは軽労化効果を売りにした商品ですが、軽労化を実感したことのある人はあまりいないのではないでしょうか? 軽労化という言葉から、「疲労を軽くする?」、「労働負荷を軽くする?」とか、「少ない力で仕事ができる?」・・・とかイメージすると思います。 労働負荷(身体にかかる負担)を少なくして、疲労を軽減する。ことは正しいのですが、「少ない力で仕事ができる」のは、少し違います。しかし、「同じ疲労感でたくさんの仕事ができる。」という意味では正しいと言えるでしょう。 そもそ

          スマートスーツを試す