健康経営には軽労化ナビ

アシストスーツの「スマートスーツ」を開発している札幌の企業(北海道大学認定ベンチャー)…

健康経営には軽労化ナビ

アシストスーツの「スマートスーツ」を開発している札幌の企業(北海道大学認定ベンチャー)です。 軽労化という概念で、いつまでも元気にはたらく人を応援します。 https://smartsupport.co.jp https://smartsuit.org

マガジン

  • 健康経営には軽労化ナビ®️

    軽労化トレーナーが職場に伺い、体幹力チェックや作業の腰部ストレスチェックを行います。腰痛による生産性の低下を防ぎ、はたらきやすさもはたらきがいもある職場づくりを支援します。

  • スマートスーツに関する記事

    スマートサポート社が開発した軽労化をコンセプトにしたアシストスーツ「スマートスーツ」に関する記事をまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

腰痛を予防するには体幹力強化!

腰痛は人類の8割が経験する疾患です。 特に中高年からの発症が多いようです。 重たいものを持ったり、中腰姿勢を長い時間続けることで腰に負担がかかるような作業をすることで腰痛は発症しやすいのですが、長時間座っていたり、立ち仕事でも腰痛は発症します。時には、寝ていても腰痛発症することがあります。 つまり、腰痛はいつ発症するかわからない疾患です。 ある日、突然、襲いかかってきます。 腰痛になりやすい作業は、意識的に対処することができます。例えば、重たいものを持つときも、なるべく

    • 体幹力測定会を開催

      先週、札幌で開催されていた No Maps というイベント(?)では、Wellnessをテーマにした展示があり、SS社が参加している 北海道ヘルスケア産業振興協議会 のスペースがあったチカホ(札幌駅前通地下広場)で体幹力測定会を実施しました。 通常実施している体幹力測定は7種目の体力測定から構成されますが、今回は簡易的に、閉眼方足立ち、2ステップ、座位ステッピング、ファンクショナルリーチ、握力の5種目で実施しました。 会場となったチカホは、札幌駅から大通駅(地下鉄で一駅)

      • 腰痛発症リスクを可視化するサービス

        日本人の腰痛罹患率はおよそ8割と言われていて、ほとんどの人が経験する症状です。若い人よりも中高年に発症が多いと言われ、腰痛で動けなくなって仕事に行けなくなったという経験がある人も多いと思います。 仕事を休むまでもないけれど、腰痛に不安を感じていて普段の仕事でベスト・パフォーマンスを発揮できていない状態。つまり、出勤しているものの、仕事に支障を期待している状態(プレゼンティーイズム)は、年間3兆円にも上るそうです。労働者ひとりあたりおよそ年間45,000円です。 最近は人手

        • 軽労化ナビについて

          腰痛による経済損失腰痛とは病気の名前ではなく、症状の総称であり、腰部の痛みやハリ、不快感を示す症状のことです。日本人の生涯有訴率は8割を超え、休業4日以上の業務上疾病において腰痛が全体の6割を示します。腰痛による生産性の低下等による損失額は年間3兆円(ひとりあたり約45,000円/年)にものぼります。 プレゼンティーイズムとは プレゼンティーイズムとは、出勤しているものの腰痛などの健康上の理由によって生産性が低下している状態のことを言います。プレゼンティーイズムによる経

        • 固定された記事

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        • 健康経営には軽労化ナビ®️
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        • スマートスーツに関する記事
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        記事

          軽労化®️社会とは?

          私たちは「軽労化®️」というキーワードをもとに技術開発やビジネスを進めてきました。 起業した動機が、「現場で働く人たちの負担を軽減して、元気にいきいきと働き続ける」ことを応援したい。という想いに後押しされていたからです。 スマートスーツ®️というアシストスーツを開発・製造・販売していますが、これは、「農家のお父さん、お母さんが苦しんでいる腰痛をなんとかしてあげたい」という課題解決意識があったからです。 詳しくは別記事の "スマートスーツの開発ヒストリ(1)" をご覧くださ

          軽労化®️社会とは?

          はたらく人の能力開発

          これから先、日本ではずっと労働力不足は不足すると予測されています。 少子高齢化社会の進行と人口減少によって、いわゆる15−64歳の生産年齢人口が減少しています。生産年齢人口とはいっても15-20歳ぐらいの若い人たちの多くは学生で仕事はしていません。また、専業主婦や定年退職して働いていな人もカウントされていますので、就業の意思のある人たちを示す労働力人口で表すのが適当でしょう。しかし、日本での労働力人口は生産年齢人口の8割に達していて労働力余力も高くはありません。 そこで、

          経営者の8割が悩んでいるのが”人”のこと

          経営者の皆さんは、常に何らかの悩みを抱えていると思います。 そのストレスの中で、連日、大量の情報と接して、いくつもの決断を下していることでしょう。 さまざまな悩みがあるなかでも”人”に関する悩みや問題は、経営者の8割が抱えていると言います。特に最近では、人手不足やハラスメント、従業員のストレス管理などで最適解を探して悩んでいるのではないでしょうか? 私たちが「軽労化ナビ」のサービスの開発過程で多くの経営者や労務、人事担当者からヒアリングをしました。そして、社員と経営者や経

          経営者の8割が悩んでいるのが”人”のこと

          スタッフのエンゲージメントを高めるインナーブランディング

          少子高齢化と人口減少で、今後は長期的に人手不足が続くと言われています。 人手不足に対応するために、製造業などの現場では自動化、機械化、ロボット化などを推進しようとしていますが、現場には「人」でなければできない仕事も多くあり、ロボット化や機械化などへの投資が難しい企業も多くあると思います。 最近は人材の流動化も進んでいて、転職も容易になってきました。外資系の企業が進出し、高い給与で人を集めている事例も聞かれます。中小製造業などでは、ますます人を集めるのが難しい時代になってき

          スタッフのエンゲージメントを高めるインナーブランディング

          軽労化ナビのサービスについて

          先日、有名な除草剤のメーカさんと人力による草むしりと除草剤散布の場合の腰にかかる負担のシミュレーションを行いました。 撮影現場には弊社の山本研究員が参りました。 シミュレーション結果については、YouTubeで動画として公開されています。(下記のリンクからご覧ください。) この動画で示した腰部負荷の算出について解説します。その作業を行う作業者の腰部負荷許容値を知れば、腰痛予防に効果があると思います。 腰部負荷計測は、作業姿勢と手元負荷(取り扱うモノの重量など)と作業者

          軽労化ナビのサービスについて

          スマートスーツの開発ヒストリー(1)

          スマートスーツの開発をはじめてまもなく20年になります。何回かに分けてスマートスーツの開発の歴史を振り返ってみます。 1.スマートスーツの開発は2006年から 2006年春、北海道大学に助教授として赴任してきたばかりの田中孝之氏(スマートサポート社技術顧問・共同創業者)と農業コンサルタンティング会社を創業してまもない鈴木善人(スマートサポート社代表取締役)との出会いがスマートスーツ開発のきっかけとなりました。  鈴木が田中に「農業者が高齢化しており、特にスイカやメロン、

          スマートスーツの開発ヒストリー(1)

          New スマートスーツ予約受付開始!!

          6年ぶりにスマートスーツ・ライトの改良版を開発しました。 ただいま、予約受付中です。制作完了次第、順次、出荷してまいります。 (現在、受注から出荷まで約1週間です。) 真夏の暑い時期はスマートスーツのご注文が減少します。この原因としてただでさえ暑いのに義務化されてもいないスマートスーツを着用するのが煩わしい。とか、スマートスーツの裏地が暑いなどの理由があります。 お客様からのさまざまなご意見をいただき、Newタイプの試作を重ねてまいりましたが、ようやくご案内することがで

          New スマートスーツ予約受付開始!!

          腰痛予防と体幹力

          今は空前の人手不足で、今後もしばらく続くものと予測されています。経済が回復して、さまざまな業種、業界で需要が増加しても、労働者を確保できずに機会損失している経営者も多いと思います。 労働力を確保するためには、給与を高くして労働者を募集するのが手っ取り早く、本質的な方法ですが、それに合わせて他の社員の給与もあげなければならないので、労務費が高くなります。高い給料を払いたい、でも、労務費を充当する利益が確保できない。というジレンマに陥っている経営者も多いのではないでしょうか?

          腰痛発症を未然に防ぐ作業者の体幹力と仕事の腰部負荷のチェック

          職場での腰痛は生産性の低下、すなわち損失である。 腰に負担がかかる作業といえば、中腰姿勢(前傾姿勢)の維持や上半身の屈伸やひねりの繰り返し、重量物の持ち上げ、長時間の立ち仕事などを思い浮かべます。 また、腰痛発症は中高年に多いイメージがあると思います。この理由は加齢とともに腰椎が脆くなり、筋力も低下するからです。腰に負担がかかる姿勢や作業が繰り返し、長時間続くと疲労が蓄積して、さらに腰痛発症のリスクが高まります。 腰痛の発生要因は腰にかかる負荷だけではなく、メンタルの不

          腰痛発症を未然に防ぐ作業者の体幹力と仕事の腰部負荷のチェック

          労働者の労働時間や健康管理の責任

          コロナ禍で在宅勤務(テレワーク)が推奨され、働く場所や時間を自由に選択できることが社会に受け入れられるようになりました。これが実現できたのはオンライン会議などがストレスなくできるインターネットの普及やデジタル化など科学技術の進歩のおかげです。 テレワークという時間や場所に縛られない働き方が認められるようになると、子育てや介護、遠方に住んでいるといった状況やライフスタイルに合わせて自由な働き方ができるようになります。仕事をするのを諦めていた人も労働参加することができます。

          労働者の労働時間や健康管理の責任

          中途採用が増え、JTCのメンバーシップ雇用が終わる。労働市場で高く評価されるためには。

          今朝の日経新聞の記事から。 日経新聞の調査によると「中途採用5割迫る、24年度「新卒中心」転換点」とのことです。 #日経COMEMO #NIKKEI 日本型伝統的企業(JTC)は、高度経済成長を支えた「年功序列」、「終身雇用」軸としたメンバーシップ型の雇用戦略をとってきました。しかし、記事のように能力、技術がある中途採用者を積極的に採用するジョブ型採用が今後も増加するならば、メンバーシップ型の雇用体型は崩壊する可能性が大きくなります。 メンバーシップ型は、新卒者を一括採

          中途採用が増え、JTCのメンバーシップ雇用が終わる。労働市場で高く評価されるためには。

          働き方による企業の分類。ホワイト、ブラック、プラチナ、モーレツ、そしてJTC?!

          昨日(2024年4月4日)の日経新聞の記事から。 新年度になり新入社員も入ってきたことから、働き方に関して考察している記事も多く見られます。 #日経COMEMO #NIKKEI これまでの日本企業の雇用は、新卒一斉採用、終身雇用、年功序列のいわゆる”メンバーシップ型”でしたが、最近は、仕事を規定する”ジョブ型”も増えているようです。 一方で、JTC(Japanese Traditional Company)のことで、昭和の日本の会社のマネジメントに固執している時代遅れの

          働き方による企業の分類。ホワイト、ブラック、プラチナ、モーレツ、そしてJTC?!