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【インタビュー】インターン生が聞いた!社内表彰をW受賞したメンバーの「User First」な話
こんにちは!DX・Smart City センター インターンの、のっちです!
先日、社内の年間での一大行事である、LINE Fukuokaの表彰制度「LION」の表彰式が行われました!
「LION」とは
「LINE Fukuoka」と、評価基準となる「Impact(成果の影響度)」「Ownership(主体性)」「Next(新たな価値の創出)」の頭文字を取った表彰制度。2016年に「LFK Value Award」として始まり、本年からは名称が「LION」に統一されました。
「良い仕事」を、部署を超えて見えるようにすることを目的として開催しています。
たくさんのエントリーの中、厳しい審査を通過し、DX・Smart Cityセンターからは横尾さんが、「Challenge 部門」で SILVER(いわゆる優秀賞) を「User First 部門」でGOLD(いわゆる最優秀賞) をそれぞれ受賞されました。2つの案件で受賞するという快挙を成し遂げた横尾さんに、W受賞の秘訣や、案件をどのように進められているのかついてインタビューしました!
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受賞した案件について
横尾さんは以下の2つの案件で受賞されました。
【Challenge 部門】西鉄グループとのDX推進協定の取り組み
【User First 部門】ソフトバンクグループ4社のシナジーとファンの声によるソフトバンクホークスのファン体験の向上
西日本鉄道株式会社とLINE Fukuoka株式会社、LINEを活用した西鉄グループのDX推進に関する連携協定締結
福岡に根付くホークスとLINE Fukuokaだから実現したファンコミュニケーションの形
ー まずは、受賞おめでとうございます!表彰式の中で「DX・Smart City センターはLION初参加ということで、絶対にこの賞を取りたかった。」というコメントがありましたが、その思いを聞かせてください。
ありがとうございます。もちろん、個人的に取りたかったというのもあります。ただ率直に言えば、自分たちが行っている仕事は、社外からは面白いことやってるねと注目される機会が多いと思います。目立つ仕事をやっていると思われがちですが、けっこう泥臭いこともやっています。もちろん失敗もあります。その積み重ねを皆さんに共有したい。加えて、社内での存在価値を高めたかった。そのためには、全社が横並びで競うことができるLIONにおいて、参加初年度から賞を取るということが「今までいい仕事をやってきたという証」になると思いました。そして「注目してほしい」と伝えるには、GOLDを取って表彰式の場で言うことが、一番影響力があると思いました。
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ー 先に「Challenge 部門」の発表があり、SILVERでした。その時は、どのような心境だったのでしょうか?
シンプルに悔しいですね。しかし、その中でもちろん反省もある。LIONにエントリーしていて面白いところって、自分の振り返りになるところです。やはりSILVERにはSILVERの理由がある。ホークスの案件は、知名度もあり、実際に使っていただいていた人も多かった。ただ、西鉄グループの案件は、みんなあまり知らない。そうなると、仕事の方向性としては正しいのだけれども、もっとPRの観点で何かできなかったかとか、仕事を進めていくうえで、どのように周知させていくかというところは改善の余地があったなと思いました。
ー インターンをしている中で、いい仕事を作るためには、「その仕事にどのような価値があるのか」を明確にすることが大切で、難しいと感じています。その部分で、横尾さんが意識していることはありますか?
まさしく、私が入社当初にぶつかったところです。前職までは営業職だったので、なんでこの企画が評価されたのか、逆に何がダメだったのかが掴みずらかったです。そこから改善したことは、構想の段階から「この企画は価値があると思うか」や「どれだけの数値インパクトがあれば価値があるか」というのを組織内や協業パートナー企業に確認しています。組織やパートナー企業の方向性と自分がやろうとしていることとのずれがないかというのを確認しておくことが大切だと思います。
ー 今回、受賞した案件を進めるにあたって、困難だった点はありますか?
DXはデジタルトランスフォーメーションといいますが、デジタルよりも「トランスフォーメーション」つまり「変革」のほうが大事なんです。しかしこれは、今あるものを壊さねばなりません。今のままでもできることを変えるためには、現場で働く方々の理解を得ることが大切で難しいです。
私たちがやったほうがいいと思うことを一方的に押し付けても現場の理解は得られません。まずはエンドユーザーや現場で働く方々の声をヒアリングし、現状と背景を把握したあとで、本当に必要なことの提案ができるようになると考えています。
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ー ヒアリングは、具体的にどのようなことに注意して行いましたか?
西鉄グループの案件については、先方の企画部門の方とだけでなく、実際に複数の駅を視察し現場で働く駅員の方々にお話を伺いました。現場へのヒアリングは前例がないこともあり、調整が難航しましたが何度も調整を行い実現しました。
ソフトバンクホークスの案件については、社内のホークスファンにインタビューを行い、ファンが求めていることを明確にしました。その中で、新しいスタンプが出ていない、コロナ禍でなかなか球場に行けないためオンラインでも応援をしたい、という声を拾えたことがよかったですね。さらに、どのようにすればユーザーがもっと喜んでくれるのかという議論につながって、その積み重ねで、スタンプ作成と、応援エールの企画にたどり着いたんです。
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ー 応援した選手が活躍するとお礼メッセージが届くという企画は、大のホークスファンとしては双方向のコミュニケーションを実感でき、とても驚きがありました!
応援エールの企画では、ホークスのファンや、先方の企画部門の方々のニーズを丁寧にくみ取ることを心掛けました。そのことで、ユーザーからのエールをただ募集するだけでなく、エールを贈った選手画像とエールをトレーディングカードのように表示させたり、エールの字体を手書き風にすることで、より応援の熱を感じられるよう工夫しました。
実現に至るまでには、企画部門の皆さんにも社内調整を重ねてくださり、選手からのお礼メッセージ動画をファンの皆様に届けることができ、目標を大きく上回るエール応募数を獲得することができました。
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ー お話を聞いて、「User First」を体現されているなと感じました。
私たちにとってのユーザーは、エンドユーザーだけではなく、実際に協業を推進する企業もユーザー。そのすべてのユーザーを幸せにできなければ、どんなにいいサービスであっても継続することができません。そのために、徹底的なヒアリングとすり合わせを行ってきました。
この「User First」の観点はどの仕事に対しても重要です。今回はこの点をしっかり評価していただいて、このような賞をいただけたのかなと思っています。
ーそんな横尾さんですが 、現在育児休業を取得されているんですよね!今回の表彰式も久しぶりの出社だったと思いますが、育児休業はどうですか?
周りのメンバーの支えのおかげで、制度をフルに活用し、6か月強の育児休業をいただいています。病院などでも、「そんなに育休をとれる会社があるんだ!」というような声もいただき、改めて、恵まれた環境にいるなと感じています。休暇中は、育児をしっかり楽しみ、自分自身成長して戻りたいと思っています。DX・Smart City センターは変化の激しい組織ですので、半年後、大きな変化があるのか、そういった部分も楽しみにして過ごしたいと思います。
ー 本日はお時間いただきありがとうございました!
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ー 最後に
今回、お話を伺って、横尾さんが『ユーザー』に真正面から真摯に向き合う姿勢がとても印象的でした。『ユーザー』とは単なるサービス利用者ではなく、そのサービスを運営する方や現場で働く方など、関わる方すべてを『ユーザー』として捉えており、LINE Fukuokaが目指す User First をまさに体現されていると感じました。また、これからLINE Fukuokaで働く一人の内定者として、大切な観点を教えてもらいました。半年後、パワーアップした横尾さんとお仕事をできる日を楽しみにしております!
そして、読者の皆さんに、DX・Smart City センターが行っている仕事とその魅力について、少しでも興味を持っていただけると嬉しいです!
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