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京都で「社会の非効率を無くす」プロダクト作りを。スマートキャンプの開発拠点を設立します。

こんにちは。スマートキャンプ プロダクト本部 本部長の米元です。

このたび開発の新拠点として、2022年6月1日に京都支社を設立することになりました。
今回は開発拠点設立の背景や思いについてまとめたいと思います。
このnoteを読んで少しでも京都開発拠点に興味を持っていただけたら嬉しいです。

なぜ、京都支社を設立するのか

スマートキャンプでは「テクノロジーで社会の非効率を無くす」というMISSIONを掲げ、人々が人生の大半の時間を費やしている仕事の中から非効率を無くして、より創造的な仕事やより本質的に価値のある仕事に時間を使う事、また空いた時間でより豊かな生活を送れるような世の中を作ることを目指しています。

これまで東京の開発組織では、SaaS企業のマーケティングを支援するSaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、インサイドセールス管理クラウドサービス「BALES CLOUD」を開発、運用してきました。

一方で、市場から求められる開発スピードに対応することが困難で、慢性的なエンジニア不足に常に悩まされていました。そのような背景から、今後は事業の拡大とMISSIONの実現に向け、今まで以上にテクノロジーへ投資を拡大し、開発力の強化を図るために、京都開発拠点の設立に踏み切りました。

この開発拠点の新設によって、新たな仲間との出会いの機会を増やし、より多くのユーザーに対して私達のサービスを届けたいと思っています。

京都支社で目指したい姿

1.オフィスとリモートの良さをいいとこ取りしたい

スマートキャンプの開発組織は、今までもリモートでの開発を前提としたツールの導入や仕組み作りを進めて来ましたし、今後もそれを継続していく予定です。

では、なぜあえて開発拠点を作るのでしょうか。

その理由はシンプルに対面でのコミュニケーションも大事にしているからです。

現在、ほとんどのメンバーがリモート中心の働き方をしていますが、人によっては自宅よりもオフィスの方が仕事がしやすいケースもあります。また、複数人で話す機会、たとえばチーム全体でのワークショップやブレインストーミングなどでは、圧倒的に対面で話すほうが熱量が高く、短時間で良いアウトプットが出せている実感があります。

加えて、会議の間の雑談やちょっとした会話を通してメンバー間の繋がりが強化され、リモートでのコミュニケーションにも良い影響を与えているように感じます。特に新卒や中途の新入社員にとって、対面で直接会う機会があるのと無いのとではチームや会社に対する距離感や心理的安全性が異なるのではないでしょうか。

もちろんフルリモートでも工夫や仕組み化によってそれらを担保する事は可能かもしれませんが、対面でのコミュニケーションのメリットを活かす方が、Collaborationを大切にする私達のカルチャーに合うと考えました。

そのため、普段は開発の生産性を重視してリモートでの開発を進めながら、月に1回程度はオフィスに集まり、ワークショップやディスカッションなどコミュニケーションを活性化することに注力する予定です。また、新しく入社された方が既存社員と素早く信頼関係を構築できるようなオンボーディングの機会も対面で実施するなど、必要に応じてリモートと対面のコミュニケーションを使い分けていきます。

リモート前提であれば働く場所に縛られることがなく、例えば東京と他の開発拠点を行き来し、全国の仲間と交流しながら働くということも可能になります。一緒にワークショップやペアプロをしたり、拠点ごとのノウハウの共有や課題のディスカッションを対面で行うこともできるでしょう。

このように京都支社では、東京以外にお住まいの方にも、オフィスとリモートそれぞれのと良さの両方を享受できるような環境を提供し、たくさんの方々が自分に合った働き方を選択しながら集まれる場所にしたいと考えています。

リモート前提であることに加えて開発拠点があるからこそ出来る働き方だと思いますが、想像すると今からワクワクします!

2.チャレンジ機会を作りたい

開発拠点を立ち上げるもう一つの理由は、メンバーのチャレンジ機会の創出です。

東京の開発組織を1→10のフェーズとするならば、拠点の立ち上げは0→1と言えます。

新しい環境では開発に従事するだけでなく、採用、制度作り、カルチャーの醸成などベンチャーの創業期のような非常に広範囲で不確実性が高い課題に対して取組む必要があります。これらにチャレンジすることで今までの環境では得難い経験を積み、成長できるチャンスを提供したいと考えています。

また、中長期では開発拠点で新規事業のプロダクト開発を担うことを目指しています。拠点の立ち上げの中で様々な非効率な業務に気づき、それらを解消していく過程で「テクノロジーで社会の非効率を無くす」という我々のMISSIONを体現するプロダクトが生まれることも期待しています。

なぜ、京都なのか

京都には以前からはてなさんをはじめとしたWebサービス事業者が多く存在していることもあって、関西圏で働くエンジニア同士の交流がしやすい土壌があります。何よりグループ会社のマネーフォワードが2019年から京都に開発拠点を構えており、すでに京都での拠点運営のノウハウを持っていることが決め手になりました。また、京都には多くの大学があり、多くの優秀な学生の方々との出会いがある事も期待しています。

特にコロナ禍で学生のインターンもリモートで行うことが増えていますが、フルリモートだと会社の雰囲気がわかりづらく、質問もしづらいという意見を多く聞いています。京都の優秀な学生の方々にもオフィスで社員と交流したり、分からない事があったらすぐに聞ける環境を用意したいと考えています。

前述したとおりスマートキャンプでは対面でのコミュニケーションも重視しています。京都と東京は新幹線を使えば2時間ほどの距離なので、立ち上げ後は定期的に出張してメンバー同士で交流したいと考えています!

就業後は、一緒に地域の美味しいごはんを食べることもできそうです。

京都開発拠点の概要

京都開発拠点はマネーフォワード 京都支社のオフィスを一部お借りして立ち上げを予定しており、6月1日の設立を予定しています。場所は三条の池田屋跡の隣のビルです。

マネーフォワード 京都支社も開発拠点であり、技術交流などシナジーも生み出せるとより一層グループとしても盛り上がるのではと考えています。

オフィスは鴨川まで徒歩2,3分の立地です
おしゃれなエントランス
左: 立ち上げメンバー 瀧川、中央:拠点長 高橋、右:MF京都拠点長 村上さん

立ち上げメンバーの募集

スマートキャンプでは、一緒に京都開発拠点を立ち上げるエンジニアメンバーを募集しています。

立ち上げ初期では、開発業務に加えて、採用やインターン教育制度の整備、拠点でのビジョン浸透、カルチャー醸成などやるべきことは多岐にわたります。求められることは多いですが、その分裁量もあり、会社や事業に大きいインパクトを与えることもできるポジションです。関心のある方はぜひご応募いただければと思います。

詳細はこちらの求人を御覧ください。

カジュアル面談も承っているので、お気軽にご連絡いただければ幸いです!

最後に

京都開発拠点は

  • BOXIL開発部でディレクターを務めている高橋

  • エンジニアリングマネージャーとして私と一緒に組織作りに尽力してくれている瀧川

  • 21卒ながら既に数々の開発実績を挙げているエンジニアの中田

の3名を中心に立ち上げる予定です。

高橋はスマートキャンプ創業期、人数もまだ10人程度の頃から在籍し、営業立ち上げ、メディア立ち上げ、カスタマーサクセスやメディア運営、開発のディレクションなど幅広く活躍し会社の成長に寄与してきました。

彼のフットワークの軽さと持ち前の明るさで京都開発拠点を盛り上げてほしいと考えています。

最後に高橋からのメッセージを記載します。少しでも共感された方はぜひ一度話を聞きにきていただけたら嬉しいです!

▼ 京都開発拠点 拠点長 高橋 悟(たかはし さとる)

現在関西圏に在住していて転職を検討されている方はもちろん、地元が関西にありUターンしたいと考えている方、単純に京都が好きでいつか移住したいと思っている方も大歓迎です。特に京都に縁はないけれど、コロナ禍を通して東京にいる意義に疑問を持ち、いちど東京から離れてみたいという方の検討対象にもなりたいと思っています。

また、ゆくゆくはエンジニアが開発だけでなくプロダクト開発に必要なことをなんでも実施し、新しいものを生みだすスタートアップのような組織を目指したいと考えています。

スタートアップ創業期のような泥臭さを実感したい、もしくは体感してみたいという方、いませんか?

京都開発拠点の立ち上げを通して、開発組織だけでなく会社や事業に対しても新しい風を一緒に吹かせましょう!


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