見出し画像

スマートキャンプ新卒2年目、成長と挫折を味わい生産性の高い「ビジネスパーソン」へ|岡本 健

こんにちは、スマートキャンプの岡本と申します。
2019年4月に新卒第1期生として入社してから約1年ほどが経過しました。

今回は新卒1年目で経験したことや考えたこと、今後目指すものについて書きたいと思います。

この1年間、私が何をして何を考えていたかを書いている記事なので、当然他のメンバーとの差はあります。(良くも悪くも)
あくまで「新卒でベンチャー企業に入社したメンバーのとある1年」という感覚でお読みください!

岡本 健|BOXILカンパニー 営業統括本部
早稲田大学法学部卒。在学中の2017年4月よりスマートキャンプ株式会社で長期インターンを開始。メディアの運営や営業活動の他、スマートキャンプ史上初のサマーインターンで統括&企画責任者を担当。
2019年4月、スマートキャンプ新卒第1期生として入社し、BOXIL事業部フィールドセールスチームに異動。現在はBOXILカンパニー営業統括本部にてアカウントセールスを担当。

▶内定者インターン時の記事はこちら

本当にキツかった1年間を振り返る

本当にキツかった。
1番キツかったのは成果をあげられなかったことです。

やはりベンチャーに入社したからには、成果をあげたいという想いが強かったので、期待されていたアウトプットできなかったことは、かなり精神的に効きました。

そんな状況だったので、入社して半年間は本当に仕事が楽しくなかった
極力表に出さないようにしていたものの、仕事に行きたくないと考えたり、よく眠れない日が続くこともよくありました。

特にプロジェクト(後述)が数個重なったタイミングでは、視野が狭くなってしまい、自分自身かなり追い詰められていたと思います。

そもそも何をやっていたのか

やったことは大きく2つ、「営業」「プロジェクトマネジメント」です。

私はBOXIL(ボクシル)というサービスの新規セールスを担当しており、新規顧客に対する提案、契約の取り交わしなどをメインで担当していました。

実績としては年間の合計受注金額は約7,800万円、目標に対しては93%達成に留まりました。
▶初受注インタビュー記事

また所属するチームに対しては、数値を取りまとめて週次でマネージャーに報告したり、クォーターごとに数値をまとめて分析したり、チームの数値を細かく確認することもしていました。

営業メンバーとしての仕事以外にも、「サマーインターンの全体統括」(前年も担当)や「新規市場の開拓」などプロジェクトも任せていただきました。

新卒1年目という立場にも関わらず大きなプロジェクトを担当させてもらいましたが、サマーインターンに関しては内定者は0、新規市場の開拓も売上目標には到達せず、どちらも中途半端な結果に終わってしまいました。

訪れたターニングポイント

そんな中、追い詰められた状況をどう乗り越えたか書きたいと思います。

入社して半年が経過したタイミングであることに気づいたことがターニングポイントでした。それは「できないなら別にやらなくていいのでは?」ということ。

ネガティブな意味ではありません。自分がやるべきことかどうかを冷静に見極めたうえで、他のメンバーにも仕事をシェアすることが重要である、という意味です。

入社して半年間、持っていたプロジェクトを全て自分だけでやろうとしていました。全体の数値管理から細かい共有や実行まで全て1人でやろうとしていましたが、進めていくうちに過多になり、プロジェクトが全く進まなくなっていることに気が付きました。

そうして、工数面/スキル面でできないことはきちんと他のメンバーに協力を仰ぐ、仰いだうえで言語化し、推進する。これができるだけで業務がかなり楽に進むと学びました。

画像1

新卒2年目、生産性を上げる

この状況を乗り越えたものの、結果としては全てが中途半端に終わってしまった1年間。最大の問題点は生産性の低さでした。

入社して間もない頃は、商談の準備、提案資料作成、Salesforceへの入力、上長への報告など、基本的な業務で1日が終わってしまいました。

現在でも業務の中で非効率を感じたり、組織の中でナレッジの共有がされておらずモヤモヤすることが多々あります。

2年目はこれを改善するために生産性を上げる。より具体的に表すと、型化し、見直し、集約すること。

・個人やチームの中で発生する定型業務をとにかく型化
・型化した方法が正しいのかを見直し、ベストであることを確認
・型化した方法を集約し、全員に共有する

この3つを繰り返すことで、個人とチームの生産性を最大レベルまで引き上げたいと考えています。

そもそも私が生産性を高めたいのは、「量こそ正義」という思想に抗うためです。

精度や生産性をあげるには数が最も重要、という意見を持っている方がいます。数をこなしていくうちに作業スピードが上がり、結果的に生産性が上がる、という考えだと思いますが、いわゆる「慣れ」にのみ頼るやり方は、非効率的であると私は思います。

もちろんこなす量と頻度を増やせば多少は作業スピードがあがるかもしれませんが、量のみに頼るようでは遠回りですし、汎用的ではありません。

また「量が全て」という考え方は、若手メンバーのやる気を削ぐ要因にもなります。(量をこなしているベテランには絶対追いつかない、という勘違いをしやすいため)

2年目は、「生産性をあげることは、量をこなすことではない」ことを証明したいと思います。

Small Company, Big Business.を体現する組織へ

最後に、2年目よりさらに先を見据えたお話しをします。

将来的に達成したい目標は「スマートキャンプを日本一生産性の高い会社にすること」。メンバー個人のみならず、生産性が高い組織を作っていきたいと考えています。

「Small Company, Big Business.」。
このビジョンを体現する組織にする。

岡本


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?