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2次試験の得点調整ってあるのかしら?【九大得点開示で思うこと】

昨年度の塾の卒業生が、得点開示をしてくれたようで、塾長からデータをいただきました。

これが興味深いです。

まず、数学。

直近10年で最高難易度で、九大理系数学の「新しい風景」だと今年の受験生に発破をかけていましたが、点数的に健闘していることに驚きました。

[4]は、ほぼ0点じゃないのかなあと思いつつも、事前に目標としていた点数の割り振りに近い数字がでている。

工学部に合格した受験生は、初日で合格を確信したと豪語していましたが、あながち間違っていなかったかも。

次に化学。

昨年度の受験生は総じて化学が優秀でしたが、配点125点で、三桁に到達していた生徒がいて、驚愕(@_@)
九大化学は、まだ難化に動いていないイメージなので、最後に残ったオアシスだなあと実感。

英語。

塾長が英作文や和訳でド詰めしていることもあり、細かく数字を確保した模様。受験生の実感と数字が乖離するのが九大英語。採点が厳しいので、模試のゆるゆる採点では本当の実力が数字に出にくいとか。
九大を受ける受験生は身近な一番厳しい先生に添削してもらうことをお勧めします。

最後に物理。

想像以上に数字が出ていない。新傾向の[3]の融合問題に手こずったとは思ったものの、ここまで悪いとは。これは意外だった。共通テスト物理97点の子も苦戦した模様。来年は対策を考えないと。

あと、今年は生物が易しかったともっぱらの評判。

この物理の数字をみると、公平性がちょっと気になるかも。2次試験では、得点調整とかしないのかなあ。

受験に運不運はつきものだし、共通テストは、物理と生物で得点差が大きかった。

とはいうもの、これでバランスが取れているのか?と思うとちょっと複雑。

予測や総括通りにならないのが、現実の数字。この分析は結構大事だと痛感。

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