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来年受験生となる保護者が今、すべきこと。その3

来年受験生となる保護者に向けてのアドバイスの3回目です。

前回はこちら

大学受験に対応できる塾選びは今が最適というお話でした。今回は、そのメリットについて、別の視点から見てみます。

まず、この時期に塾から話を聞くときに心がけて欲しいのは、結論は先でよいということです。NGなのは、塾の話に納得してしまい、その場で決めることです。

どこの塾もそうですが、問い合わせが来れば「ぜひ入塾してほしい」と思うのは当然のことです。そのため、いろいろと長所をアピールしてきます。そのときに塾にとって都合のいい点だけを強調して説明する塾もあることは容易に想像できます。あってはならないことですが、現実にありえることですので、そこは割り切りましょう。

また、塾によっては教室長にノルマの数字が貼り付けられている場合もあり、話を聞きにきた保護者を説得にかかることもあります。

なので、説明を聞きにくる側に切迫感があると、塾側の強力なプッシュに負けてしまうことがあるのです。

そのため話を聞くタイミングは、そんなに急いで決める必要のないこの時期がベストとも言えるのです。

心理的余裕があれば、話を聞きつつ塾の雰囲気を確認することもできますし、通っている生徒たちの様子も見ることができます。

その中でも、一番大事に聞いて欲しいのが、カリキュラムの説明です。なぜそれが大事なのかは次回お話します。


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