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マクドナルドで100円損した話【システム化の負の側面を理解する】

タイトルにあるように、先日マクドナルドで100円損しました(;´・ω・)
今回はこれについて書きます。

私は、マクドナルドには、平日の午前中にしか行きません。塾講師は、午前から仕事があるのは、きわめて稀なので、午前中に行くのは必然的でもあります。

ささやかではありますが、平日の午前中に行くとメリットがあります。

理由は、店内が比較的静かであることです。マクドナルドは、基本若い人のお店という認識があるので、騒がしい時間帯があるのは、当然だと思っています。
静かな空間で過ごしたいと思うのであれば、午前中に行くべきだと思っています。

もう一つ、午前中(昼間)に行く理由があり、それが価格の問題です。平日の昼間には、マクドナルドは、ひるマックというランチサービスを提供しています。この割引率は結構大きいので、重宝しています。今回、ここで問題が生じました。

いつもより100円高い値段を案内されたわけ

私は、いつもビックマックのセットを頼むので、いつものように「ビックマックのセットをください」と注文しました。
いつも、ひるマックでは、ドリンクのサイズアップをするので、620円なのですが、女性の店員さんから笑顔で「730円です😊」と言われました。

自分は、一瞬「えっ?」と戸惑ったものの、昨今の値上げラッシュもあり、いつの間にかひるマックも値上げをしたのだろうと思い、そのまま支払いました。

でも、そうではなかったようです。

いつもより、100円(正確には110円ですが・・・)高いのですが、これは、通常価格の値段だったようです。上述の通り、私は平日の昼間しかマクドナルドに行かないので、定価を把握していなかったのです。

システム化=自動化は、人間をバカにする

この女性店員さんは、私の注文を聞き、入力パネルにビックマックのセットとして情報を入力しただけなのでしょう。帰りに確認したところ、液晶のメニュー表には、堂々と「ひるマック ビックマックセット 600円」との掲示があり、苦笑いをしつつ店を出ました。

私はこの女性店員さんを非難したいのではありません。システム化って怖いなと強く思ったことを言いたいのです。

自分が仕事をしている店で、価格も把握せずに仕事ができる環境というのは、システム化によって達成されているといえるのだろうと思います。

ただ、それって、どうなんだろうと思わずにはいられなくなりました。

もちろん、私が「ひるマックのビックマックセット」と告げなかった落ち度もあるかと思います。とはいうものの、
・ランタイムの時間であることを考えれば、
・メニュー表に堂々とひるマックの値段が書いているのであれば、
人間の能力としてリカバリーできる事案でもあるかなとも感じます。この方が入店したてでパネル操作に不慣れだったのかもしれませんが、

「何かおかしいな」というセンサーが働かなったのは、自分の仕事が単に端末を操作するだけだと思っていたのかもしれません。

マクドナルドに行くと、マッククルー(アルバイト)をよく募集しています。人集めに苦労しているマクドナルドにとって、業務負担低減の側面からもシステム化は必要なのだと思います。

ただ、このシステム化が人間の力を減じていることもまた事実なのではないかと思いました。

現代人はいろんな場所でこのシステム化の恩恵を受けていますが、システム化によって、自動化された人間の行動には、当然のようにバカになっていく側面があります。

自分も例外ではなく、単に気づいていないだけ

帰り道、このことを強く感じながら、いろいろ考えさせられました。何より重要なことは、これが自分は例外だとできないことだということです。

自分も日常生活の中に、自動化によって能力を減退させていることがたくさんあるのではないかということです。

この女性店員さんと同様に、単に気づいていないだけであり、どこかにシステム化で生活することで、能力を劣化させている事項があるはずだと思いました。

そう簡単に発見できるものではないのかもしれませんが、そのような意識を持つことは大切だと感じました。

僅か100円程度のことではありましたが、私にとってはありがたい授業料だったと思います。

あとこの反省を踏まえ、次からは、誤解を生まないように「ひるマックのビックマックセット」と注文しようとも思いました。
授業料は100円で十分です(^^)

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